こんにちは。なおこです。
先日、久しぶりに、うえさまのコンサルを受講しました![]()
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世間を呪う。
私は、約30年ものあいだ、そうやって生きてきました。
しかも、恐ろしいことに、無意識にです。
うえさまにコンサルティングをしてもらうのは、
私の場合は、具体的なビジネスのことではなく、
自分の中でこんがらがってしまう思考を
整理してもらうために、定期的にお願いしています。
今回は、ものすごく私もうえさまも大変だったと思います。
なぜなら、「私が7歳のころから無意識に行っていた思いグセを取り除く」
ためだからです。
しかも、大がかりな外科手術ではなく、掘り下げたとしても、
「薬で散らす」、もしくは「ダメージ箇所をほぐす。いや、なでる」
ぐらいで精いっぱいだったからです。
気づいたら、いつもの時間の倍が経過していて、
いかに私の思いグセがしんどいかを物語っていました。
私のしんどさの原因、それは、
「無意識に、相手に敵意を向けてしまう」
というものでした。
イメージで言うと、
「相手に銃口を向ける」ってかんじでしょうか。
「わたしはちゃんとやったのに」
「言いつけ守ったのに」
「ルールからはみ出していないのに」
「私は何もやっていないのに」
「わたしはなにも悪くない!!」
これが、私のしんどさの正体でした。
小・中・高といじめられていましたが、
正直なところ、具体的に、「これこれこうだから、あなたをいじめています」
という明確な理由を提示されたわけでもなく、
なんとなく嫌なことを言われる、
なんとなくバカにされる
なんとなく陰口を叩かれる
(明確に嫌なことをされたこともあるけど)
それが常でした。
ですので、自分の脳みそを納得させるためには、
「わたしは人より体が小さくていじめやすいからだ」
「わたしはブスだからだ」
「わたしは学校カーストの一番下にいるからだ」
などと、理由を探してくるしかなかった。
しかし、今回のコンサルで、
うえさまから、改めて、
「いじめられたのは、たまたまなんだ。順番なんだよ。」
って話を聞いて、
道が開けるまではいかなかったけど、
じんわりと、
「そうか。そうだったのか。」と、
当時の息苦しさに寄り添うことができた。
そして、小学生から約30年間続いている、
「自分の平和を守るために、相手に銃口を向ける」という、
わたしの誰かに対する態度に立ち返ることになった。
あの当時、いじめっこが怖くて、カーストが怖くて、
言い返すことができなかった。
だけど、今は違う。
だから、言い返さなくちゃ。
私の命を守るために、「言い返さなくっちゃ」
反抗しなくちゃ。
誰かに嚙みつかなくちゃ。
まるで、
とっくに戦争は終わっているのに、
密林の奥地に穴を掘って息を潜めている戦士のように、
目の前の人と戦うわたしがいた。
今回は、「とっくに戦争は終わっているんだよ」
そう告げに来てくれる役目、それが「うえさま」だった。
(必殺!メガネずらし!!)
セッション受講から、約1週間。
少しずつではあるが、わたしの「戦いのない生活」が続いている。
そもそも、わたしがキレてしまう理由の1つが、
「言われたことをちゃんとやったのに!」
そして、
「良かれと思って気をまわしてやったのに!」だった。
わたしは人より恐ろしく記憶力が良い。そして、自然と気をまわせてしまう人間だ。
ただし、これが、悲しいかな、私の人生をハッピーどころか、不幸せに導いてしまうのである。
上司と取り決めたことを、私だけが覚えていて、
「そんなはずはない」と不条理に否定されてしまうことがたまに起こる。
もちろん、ノートに書いておいて主張することはあるけど、
そこまでする必要のない理不尽な出来事においては、悔しい思いを何度もしてきた。
その積み重ねの悔しさを受け入れられず、気づいたら、
色んな人に噛みつくようになってしまっていたのだ。
「わたしは覚えている!
わたしは正しいんだ!!」
そう主張することは、
わたしを守り、また私自身のアイデンティティを守るために
絶対に譲れないことだと今まで思ってきた。
だけど、これが逆に、「わたしの正しさ」は守れるけど、
「正しさ」だけを守って、わたしを孤立させてしまうのだということが
今回のセッションでありありと分かった。
うえさまからの処方箋としては、
「たまに銃口を向けてもいいけど、世の中の理不尽さだけは受け入れたほうが良い。
受け入れることができたら、そのことでいちいち反応して、
大切なエネルギーを消耗させることも減るから、
本当にやりたいことへの集中が出来るようになりますよ」
ってことでした。
私が世の中に訴える不公平さや理不尽さは、
今まで自分のためになっているんだと思ってたけど、
ぎゃくに自分自身を傷つけ、一人ぼっちにさせてるんだって
ことが分かったので、
今度からは、自分のために、
世の中と仲良くしていこうと思う。
護身用に、懐に刀をしのばせながら(笑)←こりないやつ![]()
うえさま、ありがとうございました![]()
なおこ




