愛され女子なおちゃんです
いつも読んでいただき、ありがとうございます
さてさて、本日は、先日書いた「こんな親子もいる」の続きです
母とは最近、電話で2時間ぐらい話します
直接対面で話すと、言い合いになったり
、どっちかが疲れてくるのに、不思議です
その中で分かったことはたくさんあります
例えば、母の昔から言う、「泣くのは卑怯」という、ことば。
わたしは、「子供になんて残酷なことを言うんだ
」と思っていました。
しかし、それには続きがあったのです。
「泣くのは卑怯。なぜなら、今を見ていないから。
泣いていても始まらないから、今を見つめようよ。」
という意味だったということが分かりました
おそらく、母も今までの人生のなかでいろんな経験をして、その中で悟ったのが
この言葉だったのだと思います
これって、突き放したように聴こえるけど、実は横に寄り添っているんですよね。
つまり、「泣かなくても、私が横にいるから大丈夫だよ」ってことですよ。
これを理解するのに、何十年もかかったけどね
それから、お母さんが好きな歌は、歌謡曲じゃなくて、クラシックだったこと。
わたしは、母の口ずさむ歌が好きで、歌声が好きで、
お母さんと話をするために、歌謡曲を覚えた
カラオケで歌うと、会社の上司や同僚に、「よくそんな古い歌知ってるね」と
言われて、得意げだった
だけど、「クラシック」だったんだって
そう言えば、昔CDをいくつか買ってるのを見たけど、わたしも聴いて、「ふ～ん
」と
思ってた。
わたし、興味なかったんだね(￣▽￣)
そして、歌謡曲が好きだったのは、まぎれもなく「わたし」だった
なぜなら、お父さんが「美空ひばりさん」が大好きで、車に乗ると、
カーステレオから、いつも、ひばりちゃんの声が聴こえていたから
ええ。だいぶのファザコンです( ´艸｀)
その事実に気づいて、やっぱり人は「都合よく記憶するんだ」ってことが分かりました。
だけど、べつにそれでもいいじゃん、って。
真実ばかりが、「良い」わけでも、「正しい」わけでもない。
ひとは見たいように生きる。
だけど、ある日、真実に気づいたとき、ひとは感動し、自分が「成長した」ことに気づく。
いまはその「旅路」なのだと思います
お母さんに聴いてみたら、わたしに誕生日プレゼントをあげたくても、
「何が好きか分からない
」
だけどわたしも、「母に何をあげたら喜ぶのか分からない」
以前はいくつか渡したこともあったけど、
「もったいない」と使わず引き出しに閉まっているのを見て、愛情とは分かりながらも、
「使ってよ～
」と思っていたわたし。
だからね～、「もういいよね、あげなくても」ってことに、話し合って決めました。
だって、それで罪悪感持っててもしょうがないし、前にもこう書いたけど、
「合わせ鏡」のように真逆なので、分かりようがないんですよね。
おたがい、相手の予想外の、エッジを利かせた答えを出すので
たしか、お母さんがおばあちゃんにあげた母の日のプレゼントって・・・
砂糖壺
だったと思います
「こんなものにお金使って
」って言われて悲しかったって
おそらく、おばあちゃんが使いづらいそうなものを使っていたからとか、
「実用性」から見たら、パーフェクトな品だったんだと思うけど、
子供らしくはないよね(￣▽￣)
わたし、「傾聴」できないんですけど、母が介護で行ってるのは、まさしく「傾聴」。
痴ほうが始まったお年寄りの、とりとめのない話をひたすら「聴く」。
ためしに、「それって、耳のスイッチってどうしてるの？」って聴いてみたら、
じぶんの気持ちに応じて、オンオフしてるんですって
ま～じ～か～ そんな器用なこと、あたしにはできん
だけど、「そばで聴いてあげること」が重要だから、そうしてるんですって。
けっこう根気がいる仕事だなぁ～と、改めて母のやっていることを尊敬しました
まあ、「合わせ鏡」は突き詰めれば「一つ」なので、「やりたいこと」は似ているのかもね
※［速報］※
お母さんが、わたしのブログにたどり着き、「ぜんぶ」読んでくれたそうです
しかも、怒られなかったよ 「上手く書けてるじゃない」だって
めっちゃ嬉しかったです
でもね～、そのあとがもっと凄かった
「でも、見つけられなくなっちゃったんだよね」って言うから、
「なんて検索したの？」って聞いたら、
「イケてるなおちゃん」
お母さん。そりゃあ、出てきませんよ～
「あ～、イじゃなくて、「あ」ね」って、その理解もちょっとどうかな～と思うけど、
正しい名前を伝えておきました
さずが、マイマザー
いろんな意味で尊敬しております
以上、愛され女子なおちゃんでした