なぜ江戸時代の「かごや」は失業したのか? | アマゾン輸出とITのレバレッジを駆使して、2年で戦略的に脱サラを達成したカフェリーマンブログ

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今って、時代の流れが明治初期にすごく似ているんです。


江戸時代から明治初期にかけて、鎖国が終わり、


海外の産業が日本に入ってきて、それまで保護されていた日本の産業をガラっと変え、


今はITが情報革命を起こし、再び時代を大きく変えています。


今は交通手段といえば、車、電車など、電気や石油エネルギーを使うものですが、


江戸時代には人を乗せて人力で運ぶ「かごや」という職業がありました。


当時、かこやの中で最も早いと言われていた、


太郎兵衛、次郎兵衛という2人の屈強な男がいました。


彼らは人や荷物をより早く運ぶために、いつも肉体を鍛え上げていて、


自分達は誰にも負けないという自信がありました。


お得意様もたくさんおり、当時の政治家達からも認められ、


社会的な地位も確保し、仕事にプライドを持っていました。


▼時代の境目


しかし、鎖国が終わり、海の向こうからとんでもないものがやって来ました。


蒸気機関車です。


「こんな鉄の塊が早く走るわけがない」


太郎兵衛と次郎兵衛は蒸気機関車と走る速さで対決をしました。


結果は、当たり前ですが、蒸気機関車の圧勝。


「それでもかごやはなくならない。何百年も続く伝統なんだから」


「かごやには温かみがあるんだ」


「あんな鉄の塊、人が喜んで乗るわけが無い」


多くのかごや達がアレコレ理由をつけてかごやを続ける中、


太郎兵衛と次郎兵衛は


「かごやの時代は終わった」


と悟り、今まで使ってきたかごを捨て、


蒸気機関車の乗組員になる決意をしました。


時代の変化に対応しようとしなかったかごやは、全員失業してしまいました。


・・・


今はインターネットというものが誕生し、


個人が世界とデータや物を交換できる時代です。


音楽もデータ化、10年後にはCDは過去の遺産になるそうです。


本に関しても電子書籍が一般化し、本屋はどうなるのでしょうか。


HMVやタワーレコード、結構まずい経営状態ですよね。


「個人」が世の中の「大勢」に対して簡単にアプローチできるので、


この変化に対応できる人はスゴい速度で成功できますし、


対応できない人は「失業するかごや」になると板垣は感じています。


円安の波もますます大きくなり、


多くの大企業が海外へ流出しています。


とは言っても、不安をあおりたいわけじゃなく、


この波を利用するにはどうしたらいいのか?


インターネットの普及と円安、日本の国債価値の下落、


ここを利用して成功するにはどうしたらいいのか?


こう考えて行くと答えは出ます。


日本製品を海外で販売する輸出ビジネスはこの最大限利用できますからね


日本経済の破綻なんて全く怖くありません