今日は、そんな日なんだそうです。
スミマセン、知りませんでした・・・。
ジェンダーとか、
LGBTQとか、
アラカンのおやじにはちょっとデリケートで、あまり触れたくない分野であることは事実です。
どちらかといえば、保守的で戦前の価値観を引きずって生きていた父親を見て育ったし、
学校の出席番号も、卒業式に名前を呼ばれるのも、当たり前のように男子から、という習慣で生きてきた世代ですから、
現代のように、性差をなくして、全て平等にという前提は、
頭では理解していても、それを全く違和感なく受け入れることができるかと問われれば、
ちと難しい面もあるのです。
大体、ぼくが社会人になった時、その会社には女性は一般職しかおらず、みんな制服を着ていて、
結婚すれば、寿退社が当然でしたからね。
しかもぼく自身は、20年前には退職して、黙っていれば社会からはどんどん隔絶していくような環境で過ごしてきましたし・・・。
・・・
でも、
先進国では少子化が顕著だし、寿命は延びる一方だし、
人間の半分は女性なのだから、女性が今の社会で活躍していく、というのは必然なんですよね。
そのための環境整備も、取り立てて女性だから、という発想ではなく、だれに対しても有為なもの、という観点で整備されていくのでしょうね。
女性として、
男性として、
ではなく、
人間として、
と、普通に考えることができる、今の若者に、どんどんと新しい時代を作ってもらいたいなと思います。
ぼくは、その後ろを、「ふむふむ、なるほど」
と、遅れないように必死についていきます。
・・・
去年の12月の新聞投書欄に、「女性らしく」は古いですか?
という問いかけをしていた女子高校生がいて、それに対するアンサーも様々で、
見事に現代社会の一部を切り取っているなあと思い、保存しているのですが、
性差があるのは厳然たる事実で、そこでの区別が存在するのも事実。
ただ、それを理由とした差別は排除されなければならない。
女性だからできない、女性だからやってはいけない、は差別。
性差を問わず、人間として自立できなければならない。
女性らしく、とはだれにも依存せずに生きること。
色々とありますが、少し混然としていて、絶対的なベクトルは感じられず、
日本の社会としては、ちょうど過渡期なのかなといった印象も得ました。
・・・
東大の医学部を卒業した女性が、今度は宇宙飛行士になる・・・
それが、普通の世の中になりつつあります。
軽やかで、颯爽としていて、カッコいいですね。
そういえば、サラリーマンは、今では、ビジネスパーソンと呼ぶそうで、
そんなことすら知らなかった無知な自分・・・。
もう少しアンテナを張りますね。
さいたま市の設計事務所 創順居アトリエ 直井建築設計室 http://naoi-boo.com