この水・木と
和歌山・田辺へといってきました。
完了検査の立ち合い。
この先大きな問題も起きなそうなので、おそらく今回が仕事で伺うのは最後となりそうです。
いつものように文庫本を2冊持って、往復12時間の長旅を楽しみました。
検査の方は少し指摘事項もありましたが、まあ、問題はない。
で、どこに雀の涙を落そうかなと少しブラブラしながら、逡巡しましたが、
おそらく顔を覚えてもらったであろう、この店へ落としてきました。
今回で3回目の訪問かな。
ちょっと面白いご夫婦で切り盛りされているお店。
もちガツオもこれが食べ納めかな。
田辺の方の方言は、いわゆる関西弁なのか、少し大阪方面のそれとは違いがあるのか、ちょっとよくわかりませんが、
とにかく耳に心地よい。
何とも柔らかくて、ホンワカしていて、それが田辺の街に対する僕の印象を良くしていることは間違いありません。
このお店のご夫婦とも、当たり障りのない世間話ではありますが、そんな会話を肴の一つにして
楽しい時間を過ごさせてもらいました。
「仕事で来るのは多分最後ですが、必ずまた来ますね」
と、根拠のないお別れの挨拶をかわして、店を出ました。
・・・
今回の仕事で、初めて和歌山県を訪問し、その魅力を知りました。
田辺もほかの地方都市に違わず、人口減少が進んでいるそうで抱える問題も多そうですが、
今回ほど強く人の県民性を感じたことは初めて、のように思います。
仕事でも、飲み屋でも、接する人々が言葉のみならずその人間性も本当に皆さん穏やかで、おっとりされている・・。
街の魅力は、人の魅力、という事を再認識いたしました。
・・・
根拠はありませんが、いつか、たぶん、また遊びに行くんだと思います・・・。
さいたま市の設計事務所 創順居アトリエ 直井建築設計室 http://naoi-boo.com