平成の終わりに | naoi-blog

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さいたま市の一級建築士として、仕事の事だったり、事じゃなかったりする事をつらつらと書いていきます。

新年明けました。

 

喪中なので、ご挨拶は控えさせていただいております。

 

文字通り、まさに新しい時代の始まりです。

 

年号はどうなるんだろう・・・。

 

僕は、昭和の最後に社会人になったので、平成の時代は、ずっと仕事をしながら走り続けてきたということになります。

 

そのうちの半分は、サラリーマンとして。

 

半分は、独立して。

 

気づけば、設計事務所をやっているキャリアの方がサラリーマンのそれよりも増えていました。

 

最近になってようやく、「自分の設計が、施主を満足させられる」

 

という部分については少しだけ自信を持てるようになってきました。

 

とはいえ、自分の設計は、デザインで圧倒したり、何かを強く主張したり、という類のものではないので、

 

そこが一番大事なのです。

 

あくまでも理想は、出来上がった時に、施主が

 

「予想していたものだけど、思っていたものよりもずっといい」

 

と、言ってもらえるような設計。

 

打ち合わせを何度も繰り返して、しっかり施主の造りたいものと自分の設計を重ね合わせて、

 

そのうえで、施主がとても思い及ばない細部にわたって丁寧に造りこむこと。

 

それが、施主の思い描いていたものを、どこまでも質の高い空間で提供するための唯一の方法と、

 

信じております。

 

まだまだ、勉強は続きますね。

 

さあ、新しい時代に、自分がどのような活動をやり続けていけるのか。

 

もう子育ても終わりましたので、少しだけ、今まで割り切っていた部分へのこだわりを大事にして、

 

あまり、急がずに、やっていこうと思います。

 

今年もよろしくお願いいたします。

 

さいたま市の設計事務所 直井建築設計室 http://naoi-boo.com