どうでもいいことですが・・ | naoi-blog

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さいたま市の一級建築士として、仕事の事だったり、事じゃなかったりする事をつらつらと書いていきます。

自分の見る夢に少しばかり興味があります。

 

かの明恵上人は事細かに自分の夢を記憶していて、自分はとてもそんな記憶はないのですが、

 

それでも、結構印象に残っている夢というものはあるものです。

 

その中で特に印象に残っている、もう何十回とみている嫌な夢があります。

 

高校生の僕が、明日は久しぶりに授業に出ようかなと考えているんだけど、時間割がさっぱりわからなくて

 

途方に暮れているという夢。

 

高校時代は野球ばかりでまったく授業についていけず、サボってばかりいたので、そのコンプレックスがいまだに残っているかのような、後味の悪い嫌な夢です。

 

もう一つ。

 

自分が大学を卒業したことを証明するためには、これからもう一度受験をして合格しなければならないという夢。

 

ええー、もう、数学なんて何にもわからないよ、なんで、なんで、ちゃんと卒業証書もらってるよ、とうろたえている夢なのですが、これもきっと一浪したことの劣等感が心の奥底に潜んでいることの証なんでしょうね。

 

結局、高校生の時にしっかり勉強していれば、こんな50も半ばに差し掛かるオヤジになってまで、変な夢にうなされることはなかったわけで、

 

ちゃんと勉強しろ!と、高校生の自分に教えてあげたいものです。

 

それと、夢の中で、様々な場面ではあるのですが、とにかく、電車に乗る夢を多く見ます。2~3日に一回くらいの割合で見ているような感じです。

 

これには何の意味があるのでしょうか。

 

どこかに逃げてしまいたいという、欲求の現れ?

 

まあ、逃げたいことがないわけではないけれど、いつも、少しでも時間があれば、どこか遠くに行きたいなあと、目論んでいるせいで、そんな気持ちが夢に現れるのでしょうか。

 

兄貴が死んだころにはよく、兄貴の病気が治ってよかったなあ、とか、大したことがなくてホッとした、なんて夢を見ましたが、最近の夢に出てくる兄貴は、別に病気ではなく健康なのです。

 

冷たかった現実が、少しずつあたたかな兄貴の存在だけが残る良い思い出に変わってきているのかなと思います。

 

妻とこんな話をすると、妻はリアルな登場人物の出てくる夢は一切見ないといいます。

 

この間亡くなった母親の夢も一度も見たことがないそうで。もちろん、僕が夢に出てくることもないといわれてしまいました。

 

まあ、別にいいけどね。

 

だからと言って別段彼女を冷徹な人間だとは思いませんが、やはり夢とは不思議なものだなとつくづく思います。

 

そういえば、数年前の正月元旦の夜、ウソみたいだけど本当に白い蛇の出てくる夢を見ました。

 

おお、今年は大儲けができるぞ!と内心喜びましたが、あまりさえない一年だったような気がします。

 

 

 

 

自分の人生に夢見る頃はもうとうに過ぎましたが、なんとなく、昨夜の夢を思い返したりしつつ自分の精神状態を推し計ることは悪くないなと最近特に思っていて、自分でも気づかない心の内面にふつふつとわいている様々な感覚にちょっと思いを至らしめることができれば、それは結構、精神の安定には寄与するのではないかと思ったりする秋の夜長の戯言を書いてしまいました。

 

ほんとにどうでもよいことでした・・・。

 

さいたま市の設計事務所 直井建築設計室 http://naoi-boo.com