埼玉建築士会の方々に誘われて、旧岩崎邸庭園の横にある近現代建築資料館へ行ってきました。
東京オリンピックの誘致に合わせての、展示。
代々木の体育館と国立競技場の図面や模型。
そして、2020年での開催が決まれば新しくなる予定の新国立競技場のコンペ案の展示。
丹下事務所の当時のエネルギーの一端を垣間見るすさまじい図面。
知らず知らずのうちに右手に力が入っていました。
もっとやらないと・・・。
そしてその対比として、全てCGとCADによるリアルで臨場感たっぷりの現代のコンペ案の数々。

これが、ザハ・ハディドの最優秀案・・・。
どの案も、やたらと曲線が多用されている。でも、その中でも妹島&西沢+日建設計の案は、曲線の使い方が何とも情緒的で、日本的な印象を持ち、すこぶる共感を覚えたんだけど・・・。
曲線が造る、「すき間」が、日本人の気質や、日本の四季や気候風土に何かしっくりくるような感じがしましたが。
この、情緒的なるものは、なかなか海外の人には説明しにくいし、理解されにくいんだろうけど、
最優秀案は、さしずめ現代の「インターナショナルスタイル」かな。
別に、ロンドンでもパリでもしっくりいきます。
せっかくだから「日本発」の建築メッセージを発したかったな・・・。
展示を見た後は、湯島で有名な居酒屋へ。
明るいうちから行列ができていました。
こちらは、店構えから内装、お品がきに至るまで、もう、すべて日本的な情緒がたっぷり!
お酒と一緒にみ~んな堪能してきました。
人の2倍はあろうかと思われるおしりを小さな椅子にのせて憮然とした表情で一人酒を飲む高見盛(今は振分親方だったかな)がいたりして(憮然としているように見えただけで、きっと堪能してたんでしょうけど・・)やっぱり名店は違うなあとそんな所でも感心しちゃいました。
上野まで、ふらふらと歩きつつ、途中でもう一軒入り、翌日の早朝野球は散々でした・・・。
なかなか学習できません・・・。