幸せなお産…
お兄ちゃんのときも選んだ助産院の
畳の上で

愛する人たちに囲まれて
二人めのお産を
迎えることができて…

幸せの絶頂だった…!

達成感も半端なくあった!!
感動も、ものすごく大きかった…!




お産後すぐに
お兄ちゃんとの兄弟授乳をしながら

上目遣いで
二人のかわいいお目々が
わたしを見つめてくれる…




こんなに幸せなことはもう
ないんじゃないか!

そう思いたくなるくらいの
幸せがいっぱいの
おっぱいの時間…!!


お兄ちゃんの赤ちゃん返りも
なくはなかったけど

おっぱいで安心してくれる…!!

これは、わたしにとっても
お兄ちゃんにとっても

安定できた、選択のひとつ。



産後1ヶ月の間
二人の子をもつママはいそがしい…!

里帰り出産だけど
母は働きにでているので
家事も、赤ちゃんのお世話も
ほぼ休まずで
お兄ちゃんの相手もある。

パンを
食べるとしたら
朝ごはんの食事、ではなく

間食がメインになっていたわたし。

いつも朝パンだったのが、
ここは一つ成長…!


間食は、パンのほかに

【卵、乳製品なし】の
小麦粉でのホットケーキ風を
【油】をたっぷりひいたフライパンで

よく作って親子で食べたり…

食事は、前よりも作るように。




当時、お兄ちゃんは
鮭も一応、疑陽性だったので
鮭も避けてた。


鮭フレークではなく

鯖(サバ)フレーク
サバ、植物油脂 添加物はなし)

なるものを偶然スーパーでみつけて
ご飯のおともで
お兄ちゃんと一緒によく食べる…!

かなり美味しく感じたので
サバフレークも
リピートをし続ける…!! 



冷えとり専用の靴下は
もちろん
赤ちゃんが泣こうが
靴下だけは必ず履く!!を
継続中だったけど

半身浴がなかなかできないから、
始めた妊娠後期のときよりも寒い…!!

産後一ヶ月、入浴できずにいて冷えていた…!

からだが完全に冷え切っているから
食欲もかなり増えて


授乳もあるのでさらに食べる…。

産後2ヶ月目には
ほぼ、一日中、常に何かを
食べている状態…。

食べても食べても、お腹が減る…。


産後一ヶ月はどこにも行かれなかった
ストレスもあり

お産を頑張ったごほうびも
含めて

お氣に入りのパン屋さんをみつけ
度々、ことあるごとに
出かけては
パンをまた多く食べるように…。


すると…





弟くん…!!


生後2ヶ月入る前 頃から
でき始めた
【乳児湿疹…】


お兄ちゃんは
生後3ヶ月くらいからだったから
弟くんのが、2ヶ月ほど早い…

お兄ちゃんの時と同じように…



ちょっとした
引っかきキズのようなものから
はじまり…

『乾燥』もでてきたな…という感じ

沐浴用の石鹸が原因かな??


心の中で
やっぱり、出てきたか…
と少し思うけど


まだ前とはちがって
落ち着いてみれる自分がいる…!!


2週間ほど、様子見する…

少しずつ、少しずつ
拡がりはじめる湿疹…




またキズができた。

そこからは早い…

耳にかけて、湿疹がひろがり

パカンと耳の付け根が裂けだす…。
黄色い汁もでてくる…
カサブタになったり
取れたり…を繰り返す…。

お兄ちゃんのときよりも
すでに、ひどい印象をもってしまう…。



卵も乳製品も
食べてないのになあ…


わたしの中で
がんばったのに…

わたし、前よりは
妊娠中は、がんばったのに…
報われなかったのかな…





まだまだアレルギーのものだけを
除去さえすればいい思っていた…

悲劇のヒロインモード
『腸内環境の良くない』スイッチに
切り替わりはじめる…。


それも、

おヘソがなかなか引っ込まないことが
ちょうど、
少し氣になっていた頃でもあった…




さらに
おヘソだけでなく

左の太ももの付け根辺りが
ポッコリ少しだけど、

膨らみを持っている??!


『あれ、これなんだろ…?!』

いままでになかったことに
少し焦りだす…。

左と右と膨らみ具合が、ちがう…!

弟くんが『強め』に泣いたら
クニュッ
ポコッとでてくる…。



この時ばかりは
急いでお医者さんに…!!

地元でやっと見つけた
漢方の薬なども処方できるという
お医者さん…!

予想通り顔を診てすぐにの

乳児湿疹 の診断と

その時初めて聞いた
脱腸(だっちょう)……

【鼠径 そけい ヘルニア】

の可能性が高いといわれる…!




たまたま の袋の方にまで腸が出ていき
完全に横を向いてしまう…



泣いて腸がクニュッと
出てきても
親指で、押さえればすぐに引っ込むから
安心してね!
こうやって、入れてあげてください。


と丁寧に教えてもらい

乳児湿疹 が
これ以上ひどくならないように
『ステロイド』とその他の
軟膏入りクリームなど。の処方箋と


隣の市の大きな病院で
再度、詳しく診てもらうための
紹介状を渡され
すぐにその場で予約がされる…。

乳児湿疹 は、

お兄ちゃんのこともあったから

【ステロイド】なしでも
乗り越えていける
自信が、少しはあったけれど…

初めて聴く何も、わからなかった
 鼠径ヘルニア…!!


紹介状を書かれて大きな病院へ
行かなければならないほどなの?!

その事の重大さ⁉みたいなものに

心が…ボキッと
折れてしまいそうになる…




数日後の

大きな病院でも
鼠径ヘルニアの診断は確定され
告げられる。



『生後2ヶ月での根治治療は
 まだできない…。

 いまは、まだひどい状態では
 ないのもあるし
 1歳以降の手術が望ましいですね…!』



『えっ、すぐにはできない?!

 それも、どっちにしても
 いつかは、必ず手術しなければ
 ならないの…?!』





目の前は、真っ暗…

こんな小さな子が
赤ちゃんが
手術できるの??!!

いつかは絶対、メスを
入れなきゃいけないの?!



弟くんが、泣くとクニュッと
腸は飛び出す。

腸が飛び出すとそれが痛いのか
さらに大泣きする…

そういうふうにしか見えない…。



日に日に、
飛び出し具合が大きくなっていく。



お医者さんは、アドバイスをくれる…

『赤ちゃんにとっては、
 痛くはないはずなんです…。

 泣いていて
 ものすごく痛そうに見えるけど
 
 泣いたらお腹に
 どうしても力が入ってしまうので
 腸は出てしまいます。

 それをみて
 さらに痛そうだと
 親であるお母さんたちが
 思うのは当たり前…。


 よほどでなければ
 基本は戻ります!!

 定期的に診察しましょう!

 お母さん、大丈夫ですから
 安心してくださいね!!

 あまりにも飛び出るときは
 お母さんがやさしく
 押さえて戻してあげてください。

 腸を出させないためにと
 赤ちゃんが泣くのを

 止めることは
 現実的には、難しいことなので…


 泣かせちゃダメだ!なんて思わずに

 氣長におおらかに
 やっていきましょう!!』

若くて優しい女性の先生…!


お医者さんにとっては
毎日毎日、何十人、何百人…と
たくさんの症例を診てきて

これなら大丈夫だとか

それこそたくさんの勉強をされてきて
情報量もたくさんある。

でも、
親からしたら我が子が

初めていろんなことで
症状が出たときに

こんなふうに
不安を取り除くような
寄り添う形で、提案してもらえたら
本当に心に染みるほど
嬉しい!!

それも、安心できる!!!




どうしても最近は
こちらの話もろくに聞かないで
パソコンと向き合い続け
診察もそれだけ??のような感じで
すぐおわりなことが多く

薬だけを出すためにいるような医師も
多いよなあと感じ続けてきた中で、

この先生なら任せられそう!
そう、直感が教えてくれる。


そう!
まずは話を聴いてほしいんだ!!!


やみくもに薬の処方だけではなくて…


親身になって、不安を取り除いてくれるような
提案を聴きたい!!!!

原因がなにかを教えてもらい

改善するための暮らし方のコツや
食事のことの指導も受けたい…!

そんな
お医者さんや、保健師さんに
わたしは、出逢いたいんだ!!!!


お医者さんは、
すべて、イヤな人だ!という誤解は
この時に、少しとけてくる…。

病院や、お医者さんを
自分が、わたしが
選べば いいんだ!!!

…………………………………………
⑯へ続きます…!






幸せを感じられる環境づくりには
『食』と『冷え』は
改善が、欠かせないものだと
こどもたちから教えてもらいました。

緑で色付けしたものが、
うちの場合の
より大きな乳児湿疹の原因だったなあと
感じています。

決して、アレルギーのものだけを
除去さえすればいいのでは
なかったのです。


食べんほうがええもんは
たくさんあります。




今回の過去のわたしへの処方箋


いつもさいごまで
ありがとうございます。