コップでお茶が飲めるようになるための工夫
【モンテッソーリのお店】
店長の金澤直子です。
いつも、ブログへのご訪問ありがとうございます。
子育ての三大お悩み(勝手に命名しました 笑)の一つ、食事について。
前回、手づかみ食べについて書きましたが、
お次は飲み物。
子どもは、どれくらいから、コップで飲み物を飲めるようになるのでしょうか?
よく、市販のマグだと、乳首みたいな飲み口から始まって、ストロー→普通のコップみたいにステップが刻まれています。
でも、実は、子どもの手が、コップを持てるくらいの強さになっていたら、ストロー飲みをしなくても、普通にコップ飲みはできます。
ただ、危なっかしいし、こぼすので、まだ無理かな~と思ってついついストローのマグで飲ませがちなのですが、ちょっとしたコツで、1歳前後の子どもでも、コップで飲むことができます。
※ただし、1歳前後というのはあくまでも目安の年齢です。
コップの重さを、その子が持てるくらいの手になってきたかどうか、ちゃんと見ながらが大切です。
コツその一:取っ手のない、湯のみタイプが、子どもの手には合っています。
1歳前後の子どもの手の発達度合いから言うと、取っ手を握るよりも、湯呑みを両手でつかむ方がやりやすいです。
湯のみではないですが、お茶碗も抱えるようにして持っています↓
これは、「熊手」というのですが、熊の手のように、親指を曲げないで、がしっとそのままつかむこと。
親指を曲げるというのは、人間の手ならではの、高度な動きなのです。
熊手の方が、実は簡単。
だから、取っ手のない方が、子どもの手にはいいのです。
コツその二:飲み物を入れる量は、ほんのちょっと!
たくさん入れるから、重くなるし、こぼすのが怖いので、ママ的には、躊躇してしまうのですが、少なくすればOK!( ´艸`)
これくらい↓
子ども用のコップに、5ミリほどお茶やお水を入れてあげる。
そうすると、こぼしとしても、被害(笑)が少なくて済みます。
それに、子どもも、全部飲んで、もっと欲しい場合に、「もっと欲しい」と自分からおかわりを伝えるという練習にもなります。
どんなコップを用意してあげるか。
どれくらい飲み物を入れるか。
お家でできる、ちょこっとモンテッソーリ的工夫の一つです。
試してみてくださーい☆
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