こんにちは。ぶちこです。



今週は雨が多そうですねニコニコ



猛暑が少し和らぐのか、それとも暑さはそのままでジメジメするのか、、、キューン



さて先日、私の推しの小田切ヒロ様の動画で珍しく炎上しておりました。





こちらの動画、、、


アシスタントの寧々ちゃんが元気なくて体調管理はしっかり!って同僚に怒られるシーンが炎上したのです。



女性はPMSがあるんだから許してあげて!っていう趣旨のコメントが殺到しました。



アシスタント寧々ちゃんからしてみたら一言もPMSだとは言っていないよ!って感じなのではないかなあと側から見ておりました。



そもそもPMSって何?って話なのですが、



『月経前3日から10日に見られる黄体期に見られる精神的、あるいは身体的症状で月経発来とともに減弱あるいは消失するもの』



ですね。



特に月経前に精神的症状が主体で強い場合はPMDD(月経前不快気分障害)と言います。



最近、このPMSで悩んで来院される方の多いこと、、、泣き笑い



でもその中にはPMSではなく本物の精神疾患の方も多く含まれており、SNSでも『イライラやメンタルの落ち込みはホルモンのせいにしよう!』なんて掲げているインフルエンサーの方も多いため自分はホルモンのせいでこうなっていると思い込んで来院される方が後をたちません。



産婦人科医としては正直『何でも子宮のせいにしないでえーん』と訴えたくなる一方で、

本来の精神疾患をPMSで片付けていると大事に至ることもあります。



希死念慮(死にたいという気持ち)が出てきてしまうという方もいて、これは正直PMSでは片付けられないので即精神科に紹介します。



実際来院されている方でもこういう方がいるということはご自宅で悩まれている方も多いのではと今回記事を書かせていただきました。



また、本物のPMSだったとしても厳しい社会ではPMSだから待ってなんて言い訳できないのが現状です。



ちゃんとPMSと向き合って治療や管理をして毎日『PMS?何それ美味しいの?』なんて涼しい顔している女性、知らないだけで多いと思います。



とはいえ私もPMSが辛いと感じていた女性のうちの一人です。



私は精神症状は出ず、身体症状がメイン。



治療方針はまず、



⑴一般的治療法

 ・カウンセリングによる心理療法

 ・偏食を減らす食事療法

 ・運動療法


⑵薬物療法

 ・低用量ピル(LEP):身体的症状がメインの時

 ・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI):精神的症状がメインの時

 ・漢方


こんな感じでやり方はいくらでもあります。



体調管理ができていなくて世間から置いていかれるのは自分自身です。



ぶちこ的オススメはまず偏食を減らすことと運動でしょうか。



お金もかからないし、体型もスリムになるし、PMSだけでなく睡眠の質も高まりますふとん1



単なるPMSと放置して嘆くのではなく、自ら積極的に健やかな生活手に入れていきましょうラブラブ