おはようございます
私の憧れ田中みな実様が寝る前はスマホを辞めたら歯軋りしなくなってエラがなくなったと噂を聞き、早速昨日から寝る前23時以降ははスマホ見ないようにしてみようと何事もチャレンジ精神大勢なぶちこです
こないだ患者様の中に(特に今まで何も指摘されたことのない方が)どのくらいの出血で受診すればいいですか？と質問がありました
とーっても悩みますよね
こんなので来るなよって先生に思われるかも〜って思ったら怖いですよね
絶対受診しなきゃいけない出血は確実にお伝えできるのですが、例えば少量の出血だとなんとも言えないのが正直な気持ち…(迷ったらなんでもいい、受診してください
)
絶対受診が必要な出血は貧血を伴ってしまうような多量出血です。
貧血(血液の量が少ない状態、ふらっと倒れることを貧血とは呼びません)になると意識を失って倒れてしまったり心臓に負担がかかったり本当に命の危険があります。
なので理由がなんであれまずは出血を止めてあげないといけません。
貧血を伴う出血とは…
①夜用のナプキンを1時間に1回変えなければならない出血
②生理2日目肌の出血が長期化しふらつきや動機、息切れなどの貧血症状を伴う場合
上記2つのうちいずれかに当てはまれば必ず受診してください。
受診を急がない出血は
①月経予定日とは違うタイミングで少量出血し妊娠が否定できている時(若い方でもホルモンバランスが乱れれば容易に出血します)
②閉経前後の方であれば、多少生理の間隔が空いたり狭まったりは問題ない。出血の量もホルモンバランスによって多少多くなったり少なくなる。ただ、40歳以降の方はそろそろ子宮体癌も視野に入れなければならない為最低でも年に1回はどこかで超音波検査は受けるのが理想。
といったところでしょうか…
ただ閉経されると萎縮性腟炎といってエストロゲンの低下により腟の粘膜が薄くなり擦れることで付着程度の出血を起こすことがあります。
定期的に受診されている方で何も指摘されたことない方は付着程度の出血であれば萎縮性腟炎の可能性が高いため様子見てもOKです。
中には定期的に検査を受けたことがないという閉経後の方もいらっしゃってその方はもちろん検診に早くきて欲しいですが出血があったら必ず受診してください。
私の診療経験では婦人科の悪性疾患にかかる方は今まで検診怖くて受けたことないです〜って方が圧倒的に多いです。
子宮頸癌、体癌、卵巣癌の治療はかなり壮絶です。
大事に至る前に早めに受診をオススメします
ちなみに詳しいことは今回は割愛しますが卵巣の疾患は定期検診では偶発的にキャッチできることもありますが、卵巣は短期間で変化が激しいため中々定期検診での発見が難しいです。
定期検診で超音波検査を受け、その他では下腹部の違和感があればお近くのクリニックにご相談するのが早期発見につながるかと思います