凌平誕生

帝王切開で凌平が生まれ
手術も終わり病室に帰りました。
凄い楽だったので
オペ中からお喋りしてたし
病室に帰った時も何とか余裕があったんです。

それがだんだん何とも言えない
痛いような言い表せない気持ち悪さ。

主人が凌平に会ってきて
酷い表情をしていました。
凌平に関するいろんな書類を持って。

私はというと深夜にはガスも出て
足も右向けたり左向けたり頑張って動かせたので
翌日には車椅子で凌平に会いに行きたいなと思っていました。

けれど当日だけ深夜はきつかったな～
痛み止めが効いて寝るんですが
助産師さんが度々処置に来てくれるので
起きちゃったり。
そのうち爆睡出来たので良かったです。

４ヶ月前なのに忘れちゃってる～
翌日かな？翌々日かもしれない。
余り目を使っちゃいけないと言われてたので
携帯も控えていました。

けれど同室だったままにどうしてもメールしたかった。
同室の人にも急に出産だったので
話したかったけどキツイんですよ～

やっと同室だったママに
軽い感じで驚かせようとメール
２３日に生まれた●●ベビーです～（凌平とまだ決まってなかった）
ヨロシクね～とまじで軽かった。

ベッドを起こすだけでも大変だったけど
少しずつ高くしたりして
やっと起き上がり車椅子でNICUへ

病室から出れて凄い嬉しかったです。
助産師さんも生んだことに驚いてて
ナースステーション前を通る時
たくさんの助産師さんに声をかけてもらいました。

その時からあれ？なんか変。
私泣きそう。
やばい。
車椅子を押してくれてる助産師さんの声も
聞こえにくい。

そして、いざNICUへ入ると
もうー号泣
あの凄い光景に圧倒されました。
モニターはピンピン警告音があっちもこっちも鳴りっぱなし。
物々しい雰囲気。


同室だったママが入って直ぐ手前のGCUにいて
驚いて色々励ましてくれて
奥のNICUの凌平を見た瞬間

もっと頑張れば良かった
産んでしまいたいと思った私は
本当に愚か馬鹿だと思いました。
こんな小さな体に点滴や管だらけで
何て事をしてしまったんだろうと
後悔よりもっと深い深い思いで
号泣しました。

肺も泡で膨らませて呼吸も出来なくて。
しなくて良い苦労をさせてしまいました。

あの時は死んじゃったらどうしようなんて
言葉も使えなかったです。
怖くて。

それから常に胸騒ぎがしたり
悪夢を見たりしました。変な想像をしたり・・・
助産師さんには私はいつも
あっけらかんとしているので
号泣しているのを見て
びっくりしていました。