出産準備が始まった。

私は前置胎盤で自然分娩が出来ないので

最初から帝王切開と先生に言われていました。


前置胎盤での帝王切開は凄く危険で

私の場合内膜症も2回開腹手術して

尚且つ癒着が酷いので出血は多量になる。


コントロールが出来ない場合子宮を摘出しなければいけないと言われました。

帝王切開の時はこういう万が一の事にサインしなければいけないですよね。


当初は出血が凄い事が予想されたので

帝王切開予定日1ヶ月前あたりから

自己血を抜いて

手術の時に輸血を自分の血液でやると

教えてもらっていましたが


何も用意せぬまま出産となったので

輸血の準備に取り掛かりました。


手首や肘の裏などから何やら

針を縦に刺して何かを採取していました。

これが結構な痛さ・・・


B型はB型でも合う血液の輸血をする為だったような・・・


朝方から眠いんですが興奮していて

なかなか寝付けず。

主人も飲まず食わず眠らずで疲労困憊。

しかも寒い。


22週位から今出産しても助かる事は助かると

先生に教えてもらった時は一安心しました。


くじけてもう、産みたいと何回も思いました。

リスクがあると知らずに。

どうして先生は頑張ろうと言うのだろうと思いました。


その時も、もう点滴の刺す所が無いし

入院も長く辛いし

血腫も無くならないし

ずっと出血で毎日憂鬱になるし

こんなんなら産みたいと思いました。


14時位に手術室入るかな?と思いながら

時は流れ

主人も今か今かと思いなかなか食事のタイミングが取れなく

やっと15時位に食べると買って来た矢先に

先生達がうわ~と入ってきて

そろそろ手術室へ。


行く前にも色々やる事がありました。

助産師さんもついてくれる人が

代わる代わる挨拶に来てくれ

仲の良い助産師さんが何人か付いてくれることで

凄く安心しました。


いざ産むとなると緊張半分

入院の辛い生活から解放されると

ウキウキでテンションあがりました。

手術室へ・・・


続く