初夏のしまなみ海道ラン その2 | どこ めざしてんの?

どこ めざしてんの?

ランニングと登山にうつつを抜かしたい年頃です

 前回、その日にブログをあげるという、久しぶりの私的快挙を成し遂げたにもかかわらず、続かなかった…


 初夏のしまなみ海道ラン


 走る方は続いているので、めげずに、書きます。

 


 2つ目の島、因島から、3つ目の島、生口島へ渡ります。


 生口橋が見えてきました。

 今回6つの橋を渡りますが、この橋だけ「大橋」じゃない。

 立派な橋なのにね。



 

 お約束の坂道です。





 上っていくと、橋が間近に。




 少し、雲が多くなって、陽射しはやわらぎましたが、やっぱり青い空と青い海がいいなぁ。




 橋の下には、走ってきた因島のブルーラインが見えます。

 こういうの、しみじみします。




 ルートに入っていない他の橋も。

 どれだけの島と橋が、あるのかなぁ。




 生口島、上陸!



 

 生口島のブルーライン。

 この日の宿まで、もう少し…




 な、の、に、あと2〜3kmを残して、吸い込まれました。
 瀬戸田ジェラート ドルチェ



 

 汗みどろで、行列に参加して、ここは、やはり、ご当地味を選択。


 「伯方の塩」&「瀬戸田のデコみかん」

 冷たさと甘さが、たまらないー




 さて、元気だして、お宿まで。
 ブルーラインとは、ここで一旦お別れして、反対方向へ。




 隣の島が近い。

 川をはさんでいる感覚です。




 お宿は、ボナプール楽生苑。




 個室もありますが、ドミトリーでも、大丈夫な性分です。

 新しくて、きれいで、快適でした。

 そして、とにかくお安い。

 

 


 


 

 チェックインには早かったので、チェックしていた平山郁夫美術館を、先に見ることに。


 町には、サイクリングのお客さんを意識したお店やお宿が多いです。




 で、美術館。

 生口島のこの辺りは、平山郁夫が生まれ、育ったところだそうで、立派な美術館でした。




 有名なシルクロードの作品も、ちょうど展示中。


(撮影可の美術館です)


 中学生の頃が、戦争中。

 絵を描いていると空腹が忘れられるから、ひたすら描いていた、と。

 そういう人が、画家になるんでしょうね。


 

 お宿にチェックインして、シャワーを浴びて、生き返ったところで、長い一日を締めくくる、夕食を求めて。


 そういえば、お昼をちゃんと食べていなかった。


 お宿で自転車を貸してくれたので助かりましたが、とにかく飲食店がやっていないんですよ。

 目星をつけていた、レモンラーメンのお店は、なんと16時でおしまい。

 島時間?


 で、最後にたどり着いたのが、名前は酒屋のお好み焼き屋?さん。 

 地元のおっちゃんたちが、盛り上がってました。


 いつもはビールですが、地元のこんなのを飲んでみました。

 何はともあれ、今日のしまなみ海道に乾杯!



 あとは、焼きそばと、何とかいう(忘れてしまった)魚の唐揚げ、いただきました。


 



 食事はさておき、このお店、おかみさんが、おもしろいのよ。


 昔は野菜やら雑貨やらも売っていて、平山郁夫(おかみさんは「先生」という)のご両親も、よく買い物にこられたそう。


 しまなみ海道を走っていることに、えらく驚いてくれました。

 サイクリストは多いけれど、ランナーにはあまり出会わないようです。


 で、「走るのは大変でしょう」という話から、サラッと恐ろしいことを。


 「いざとなったら、パトカー乗せてもらったらいいんよ。」


 以前、大阪の甥っ子が、ママチャリで生口島目指したところ、足が攣ってどうしようもなくなっていたら、パトカーが乗せてきてくれたそうで。


 「おまわりさん、優しいねぇ」って…


 笑ってるおかみさん。

 お願い、私に暗示をかけないで〜


 

 島のケーキ屋さんで、仕入れておいたシュークリームと、お宿のキッチンのコーヒーで、身体を労わって、おやすみなさい。

 レモンケーキも買えばよかった…




 1日目のランは、31km。

 わーぉ、ほんとうに島を渡ってる!

 2日目に、(まだ)続きます。