2024年5月10日、「母」を観てきました
「父」、「息子」を観たので、当然、「母」も観たいなと思いまして。
ゼレールの家族3部作、コンプリート。
同じ役名の人が登場するので、隣の席の女の子たちは「息子」の数年後みたいな受け止めをしていたようですが、「母」のテーマは空の巣症候群なので、多分、違う。…と思う。
似た場面が繰り返されるのは、母アンヌの悪夢の中だからだろうと思いつつ、時々、父ピエールや息子ニコラも見ている、目覚めた時間も混じっているので、混乱する。
でも、アンヌからすれば、とにかく日常はそう見えている、ということなのかな。
専業主婦だけでなく、働きに出ている場合でも空の巣症候群になる人はいるらしい。
家族なら空の巣症候群、仕事ならば燃え尽き症候群、とか??
アンヌは娘のことを悪く言い、ニコラだけを溺愛していると感じる。(娘は1度だけ、しかも瞬間しか出てこない)
同性の娘だからそうなるのか。父ならば異性の娘を溺愛するのか。
エディプス・コンプレックスは異性の関係で使うっぽいから、そういうこと??
未知の世界なので、よく分からない
母親が亡くなる前に観ていたら、感想はまた違ったかも…。
前に劇場に来た時に撮った写真