2024年1月7日、フレンチロックミュージカル「赤と黒」を観てきました照れ


大空ゆうひさんが演じてみたいと言われていたので、原作のスタンダールは随分前に読んだことがあります。

しかし、ほぼ記憶がない…

赤は軍服、黒は僧服を象徴するとされているそうですが、私は逆のイメージでした。

宝塚歌劇団「チェーザレ・ボルジア(外部リンク)」のイメージが強いものと思われるてへぺろ


材木屋の息子であるジュリアン・ソレルは見目麗しく、神学校での成績も優秀で、聖職者となって出世したいと考えている。

しかし、町長宅の家庭教師になったことで、町長夫人ルイーズと恋仲になるが、町長と敵対するブルジョアにより秘密が露顕、ジュリアンは町を出ることになる。

その後、パリで貴族の秘書となり、今度は貴族の令嬢マチルダと恋仲に。

反対する父親はジュリアンを軍人とすることで、結婚を許すこととする。

ところがまたしてもブルジョアの画策で、ルイーズとのことを貴族が知るところとなる。

逆上したジュリアンはルイーズに報復しようとするが、結局、ジュリアンは独房に繋がれる。

しかし、改めてルイーズと心が通じたことで、マチルダが薦めるジュリアンは正当防衛の主張をせず、死を選ぶ。


野心を抱きながらも、愛に翻弄されて、階級の壁を乗り越えることができなかったジュリアンが哀しい。

町長夫人ルイーズは、ジュリアンの人生を狂わせたファム・ファタルなのか。

というか、あのブルジョア、まんまと町長の座に収まっていて、腹黒オヤジに天罰を!と思いました。


終演後はジュリアン、ルイーズ、マチルダによるお見送りがあるとのこと。

だから、終演後のトイレ利用は不可、ロッカーは使用禁止などになっているのね。

ラッキーだけど、インフルエンザも流行り始めているのに、大丈夫なのか??

と思ったら、相当な距離を保っていたので、安心しましたおねがい


三浦宏規くん、写真より実物の方がずっと良かったです!お芝居も、繊細で良かった。

写真はないですが、令嬢マチルダを演じた田村芽実ちゃん、見たことがある気がしたのですが、やはり前に舞台を観ていました。歌がパワフル!