2023年3月8日、映画「レジェンド&バタフライ」を観てきました
ストーリーが定番とかなり違う感じだったので、嫌な人はいやかも??
私は興味深かったです。行って良かった。
歴史が好きな人にはかなりおススメです。
《以下、ネタバレあり》
延暦寺焼き討ちと言うと、大抵は僧服に身を包む僧侶などが逃げ惑う様を描いていると思いますが、がっつり僧兵。
しかもガタイが良いし、丸太などを振り回し弓を放ち、そりゃ征伐されるわなと納得。
こんな映像、初めて観た気がします。
明智光秀が延暦寺焼き討ちに賛同したのは書状(だったかな)から分かっているそうですし、織田信長を討とうと決意した理由も納得のいくものでした。
家康饗応役の光秀に激怒して信長が殴ったり、朝倉・浅井のしゃれこうべを盃にするのが、光秀による演出というのは新解釈で面白い。NHK大河ドラマ「麒麟がくる」のイメージとは別人です。
ついでに言うと、セルフプロデュース術を濃姫経由でまむしの道三から学んだ感じになっている点、城造りで道三から影響を受けていたっぽいので、あり得なくもないなと思いました。
そうそう、その饗応の場から信長が去った後、徳川家康が光秀に耳打ち。
何となく、家康黒幕説や天海僧正に繋がる予感がありました。
続編的に、斎藤工 家康と宮沢氷魚 光秀で映画を作って欲しい。
しかし、濃姫はこじらせ系でしたね〜。
信長は完全に一目惚れで、なんだかんだ言ってメロメロなのに、濃姫はそれに気づかず、離婚したいって。
2人のラブロマンス、本能寺のファンタジーが不人気要素なのかな??
でも、信長の遺骸は見つかってないし、濃姫の後半生も記録がないらしいし、本能寺に抜け道があったという噂もあるので、義経伝説みたいに、こんなことがあってもいいかも。
…と思っていたら、濃姫が懐妊したので不審に思いましたが、やはり夢だったんだなと。(できたら2人同時に同じ夢を見ていたのであって欲しい)
いっそのこと、本当に国外逃亡で終わっても面白かったかも。
京都芸術大学、神戸芸術工科大学、京都建築大学校が手伝ってたみたいです。
ロケ地は、
滋賀:彦根城、長浜別院大通寺、薩摩町の琵琶湖の岸、岩尾池の一本杉
京都:神護寺、霊鑑寺、仁和寺、泉涌寺、妙顕寺、讃州寺、随心院、妙光寺、木津川の流れ橋
奈良:法隆寺
三重:専修寺・安楽庵
岐阜:岐阜城、織田信長居館
宮城:慶長使節船ミュージアムサン・ファン館
なんかがあるようです。
レジェンド&バタフライのポスターとか看板とかは見つけられず。
なので、代わりにジャニーズ繋がりで。