202095日は福田美術館「大観と春草〜東京画壇上洛」に行ってきました (*´∇*)

会期は1011日までとなっています *\(^o^)/*







1階は横山大観と菱田春草がメインです。

菱田春草という名前自体、初めて知りましたが、作品は結構、好みな感じで、今までなぜ知らなかったのかと我ながら驚き。

色遣いに西洋風を感じる鮮やかさ、とても綺麗でした。

岡倉天心が色彩感覚をベタ褒めだったそうですが、残念ながら病のため、36歳の若さで早逝したから、作品が少ないのかも

親友の横山大観が描いた「寒山拾得」は、解説を読むまでもなく、大観と春草なんだろうと思いました。可愛らしいけど、ちょっと切なくもある


菱田春草「月下群鹿」は荒凉とした風景なのに、荒んだ雰囲気はなく、清々しさを感じる


横山大観・菱田春草「竹林図・波濤図」は、線を描かないことから「幽霊画」「朦朧画」と揶揄されてきた2人の渾身の作品!


2階は東京画壇の面々の作品で、またまた初めましての画家さんがたくさん登場です。

前田青邨「風神雷神」はめっちゃ可愛いです (^-^)

木村武山「雪中白鷺」は、思わず息を呑む美しさでした

横山大観「月明」は、距離感覚を意図的に取り込んで遠くをぼかした点が、従来のぼかし表現と全く違うのだそうです。

「雲錦帖」は東京画壇から24名、京都画壇から24名の作品を綴ったもので、今は後半の12名ずつが展示されています。

木島櫻谷や上村松園、今度、行ってみようかなぁ。


下村観山「降魔図」の目付きは嫌いなのですが、顔以外はめっちゃ好みです!


パノラマギャラリーにも展示があるので、見落としのないよう、ご注意ください。


パニーニセット(生ハム・モッツァレラ)


カフェからの眺めは抜群でした



ついでに、嵐山散策part1


中之島橋




何となく、下村観山の角ばった雲を彷彿とさせる

車折神社嵐山頓宮

渡月橋、ここより上流の方は桂川ではなく大堰川と呼ぶみたい??




ほんのちょっとだけ、秋の気配??