孫のすーちゃんと一緒に
電車に乗っているとき
私と父方の祖母との思い出が
パーッとよみがえる瞬間がありました。
祖母が40代後半の頃、
小さな会社を始めたばかりのとき
幼稚園に入る前の私を
仕事先に連れて行っていました。
当時は、列車に2時間半くらい乗って
駅からタクシーで15分くらいかな?
駅弁とお茶、冷凍みかんを
私に食べさせてくれながら
各駅停車の駅名を教えてもらって
平仮名を覚えていました。
タクシーに行き先を告げるのも
「◯◯事務所まで」と
祖母の真似をして言っていて…
大人ばかりの仕事先に
3、4歳の女の子が毎週来る…と
かなり珍しかったようで、
事務所の職員さんから大歓迎。
いつもオヤツやオモチャをいただき
お礼を言っては褒められていたんです。
幼い私が駅弁に喜んだり
車窓の景色を面白がったりする姿に
祖母は心から微笑んでいたんだな。
みんな必死な時代の中で
楽しそうな「私」がいるだけで
祖母たちの癒しだったんだな。
あの微笑みは
「愛」だった…
そう感じた瞬間に
祖母の頑ななモノも昇華され
私の心さんもフッと軽くなりました。
ちなみに、
すーちゃんは景色などよりも
車内の人間観察のほうが好き。
寝ている人を見つけては
すっごく喜んでいますよ^^
明日も楽しみだな♪
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