モナのひとりごと

モナのひとりごと

人工透析患者の家族として、また視覚障害者の家族として、日頃感じたこと、考えたことを記しています。
追記:2017年7月 オットが遠いところへ旅立ちました。

今年はワタシにしてはめずらしく、クリスマスのお祝いが出来ました。

とはいっても、夕食は年末年始の帰省に備えて、冷蔵庫を空にすべく在庫処分!

冷凍食材やアボカドサラダ、野菜の切れっ端の浅漬けなど、ご馳走なんだか冷蔵庫の掃除だか分からない物が並びました。

クリスマスケーキだけ、相方が買ってきてくれました。

 

クリスマスツリーケーキ

コンビニのだけど、とってもおいしい!

でも、ケーキの値段が500円なのにはビックリ・・・。

こんなに小さなケーキでも500円もするのなら、子どもがたくさんの家族はどうするのかしら?

この物価高に不安になります。

すべての子どもたちが、楽しいクリスマスを過ごせますように。

 

今年は結婚したこともあり、とても幸せな1年でした。

姉妹やその家族とも楽しい時間をたくさん過ごせました。

オットが亡くなった後は、この世の中にひとりぼっちのような気がして、絶望の毎日を送っていたけれど・・・。

再婚し、また義母と呼べる人が出来てやさしくしてもらっています。

本当に穏やかな日々を過ごしています。

 

ひとつだけとても恐れていることがあります。

それは、また大切な人の命が奪われること。

結婚するときには「どうかワタシより少しでも長く生きてください」とお願いしました。

「分かりました、努力します」と言ってくれたけれど・・・。

ワタシより血圧は高いし、持病はあるし、タバコは吸うし・・・。

本当に分かってくれたのかな?

 

ここのところ、相方はずっと工作をしていて、ようやく昨日、ミニチュアのドラムセットが完成しました。


大好きなギターのミニチュアも揃えたようです。


オットの写真の前にお供えしてくれました。

「天国で、みんなで楽しくバンドやってくれよ!」

ってつぶやいてました。

本当に、亡くなった人達が天国で楽しく過ごしていたら、こんなにうれしいことはないですね。

先日、美容院に行くために電車に乗ったんです。

その電車は2つ先で終点だから、1両に10人くらいしか乗ってなかったけど、次の駅でベビーカーに赤ちゃんを乗せたご夫婦が乗ってきました。

ふたりとも身体が大きくて、サングラスをかけて、ちょっとオシャレなご夫婦です。

男性がガラガラに空いた車内を見廻して

「座ればいいじゃん」

と言いました。

(語尾に「じゃん」とつけるのは、こちらの方言で同意を求める意味だと思います)

 

ワタシはその言葉の意味は

「キミは疲れているだろうから、座ったほうがいいよ」

と言うことだと思ったのです。

 

それなのに、女性は大きな声で怒り出しました。

「はあ?すぐに降りるって言っただろ?」

「オレ、そんなこと聞いてないぞ!だったらそう言えよ!」

「いちいち言わなくても分かるだろ!」

と、すやすや眠る赤ちゃんの前でケンカが始まりました。

 

こういうのって、本当にもったいない・・・と思います。

一緒に生きている時間は限りがあるのに、なぜその時間を無駄なケンカで浪費をするの?

「座ればいいじゃん」

と言われたら素直に

「ありがとう、でももうすぐ降りるからいいよ」

と返せば、ケンカどころか相手に感謝することも出来るのに。

お互いに、優しい気持ちで過ごせるのに。

 

ケンカしている時間がもったいないよ。

人が生きている時間はそんなに長くはないんだよ。

そんなことしていたらいつか後悔するよ。

こう言いたいのをぐぐーっとこらえて電車を降りました。

 

美容師さんにその話をしたら、

「モナさんには分からないだろうけど、きっとその夫婦のいつものコミュニケーションなんだよ」

と笑っていました。

そうなのかなあ・・・。

でも、ケンカするよりも笑って過ごした方がいいと思いませんか?

ワタシは再婚するときに、相方の姓に改姓をしました。

夫婦別姓は当分認められられそうにもないので、どちらかが改姓しなければいけないのです。

相方は「オットさんの姓を変えるのがつらかったら、オレが変えようか?」と言ってくれたのですが・・・。

色々と考えた末、

・住民票、マイナンバーカード、運転免許証は旧姓併記する(2019年から出来た制度です)

・仕事では旧姓を使う

という対処で、ワタシが改姓しました。

 

オットと結婚したときには、オットの姓に変わるのがうれしくて仕方なかったのに、今回はどうにもさみしくて仕方なかったのです。

オットが悲しんでないか、ガッカリしていないか、改姓して本当に後悔しないか・・・ふたりで何度も何度も話し合いました。

そして出した結論が「正々堂々と家族として生きていく」ということでした。

 

そして、仕事は旧姓で続けているのですが・・・。

銀行や官公庁、取引先などで手続きをするときには、身分証明として免許証などを提示します。

長年、仕事のつき合いがある取引先は、免許証を確認すると怪訝な顔をするので

「実は先日改姓したので・・・」

と言うと、殆どの方が

「あ・・・いいんですよ」

「でも、大丈夫ですよ」

「手続き的には問題ないですよ」

と、なんだか腫れ物に触るような顔をするのです。

 

この歳で改姓すると、結婚よりも離婚したと思われている?

かといって、取引先にプライベートを晒すことも嫌なので、あいまいな笑顔を浮かべてしまいました。

 

印鑑登録は、旧姓が彫られた実印のために結婚した日から無効になってしまいました。

(姓ではなく名が彫られた実印なら有効だったそうです・・・)

公金受取口座も、婚姻日から使えなくなり、口座の名義変更をして登録し直すことになりました。

パスポートの名義変更には手数料が5,900円もかかりました。

その他にも、不動産登記や車検証、銀行、証券会社、クレジットカード、医療保険、火災保険、水道光熱電話、各種ポイントカード、お店の会員登録・・・。

まだまだ手続きが必要です!(早くやらなきゃ・・・)

 

20代でオットと結婚したときには、親元にいたのでそれほど大変ではなかったけれど、ある程度の歳まで生きていると、旧姓で積み上げてきた歴史の修正がホント大変です。

それでも、正々堂々と生きていくって決めたので、やらなきゃいけないんですよね。

 

せめて、実印は名前の印鑑にすれば良かった・・・。