昭和53年6月12日「宮城県沖地震」が発生しました、
そして、平成23年3月11日発生の「東日本大震災」
災害経験をもとに、今後も警戒が必要な大規模地震や津波等から生命と暮らしを守るための訓練は非常に大切なものです。
東松島市では、訓練想定を予想出来得る範囲の最も悪条件が重なった状況
(地震発生とともに地盤が沈下し、津波発生時の潮位が満潮であり、津波が越流すると防潮堤が破壊される状態)
にて、午前9時に宮城県沖を震源とするマグニチュード8.0、震度6強の地震
最大クラスの津波が発生した場合を想定し、訓練を実施しました。
私も各避難所を巡回
市民の皆さんは、地区自主防災組織の各種訓練に参加されていました。
市職員や地域の方々が指定避難所を開設にあたります。
また、車を使用した初の避難訓練も実施
原則としては徒歩避難となりますが、宮城県が発表した新たな津波浸水想定を受け、
東松島市では、最寄りの避難所まで1kmを超える沿岸部に暮らす一部の市民の方を対象とし、
初めて自家用車を用いた訓練実施しました。
(東松島市カントリーエレベーター)
東日本大震災では、車で避難され尊い命を失った方もいます。
今年の訓練に参加された市民は7,000人(東松島市発表)
車で避難する際の渋滞対策等、解決すべき課題は多くあります。
命を守るための確かな避難方法の整備、重要性を強く感じます。