東松島市議会定例会が14日閉会となりました。
議員一般質問に登壇し、以下3点について、市執行部に私の考える政策を提案いたしました。
①女川原子力発電所再稼働に伴う核燃料交付金と安全対策について
②本市の基幹産業への支援について
③子育て世帯への支援体制強化と児童虐待防止について
女川原子力発電所2号機の再稼働が来年2月に予定されているなか、
UPZ区域に人口の9割以上が入る東松島市は、原子力防災に力を入れており、
今後も継続して避難計画策定や住民避難訓練に取り組めるよう
核燃料税交付金の交付を県に要望しております。
その進捗状況と、交付金を原子力発電所があることのリスクを踏まえ地域振興策として、
企業誘致関連や子育て環境整備・子育て支援策に充当するよう確認いたしました。
また、避難退域時検査場所となる鷹来の森運動公園までの渋滞対策として、
避難道路となる県道の拡幅改良2車線化を早期着手するよう提案いたしました。
農・漁業への支援について、農業生産力の増大、生産性の向上を図るために、基盤整備の拡充と
大雨のたびに冠水する実態のある国道45号線上下堤地区、排水機場の排水機能の向上を求めました。
そして、国としても喫緊の課題である人口減少対策。
先日の自民党宮城県政経セミナーにて、小渕優子衆議院議員が「(人口減少、少子化は)国の静かな有事である」と。
子育て政策に力を入れる市政の姿を見せて欲しいと市長に提案いたしました。
保護者の経済的負担軽減策として、学校給食費半額(給食費完全無償化に一歩前進です)
0~2歳児第2子の保育料を住民非課税世帯以外も無償化
児童虐待防止対策としての相談体制をプッシュ型に
見守り体制強化としては、民生児童委員の処遇改善等求めました。
国が様々な支援策を講じるなか、地方自治体も独自の政策を打ち出し、努力している姿を国に示すべきであると、私も考えています。
住み続けられる東松島市であるために、これからも努力を重ねて参ります
※画像は、石巻日日新聞さん、石巻かほくさんに掲載されました記事です。