『みやぎ小・中学生いじめ問題を考えるフォーラム』
宮城県教育委員会主催、宮城県PTA連合会共催にて開催いたしました。
宮城県内各市町村から集まった小・中学生児童生徒70名で、学校の枠を越えて、いじめ防止に向けた話し合いを通して、一人一人のいじめへの理解を深め、いじめに向かわない心情や態度を育成することを目的とし開催したものです。
「なぜ、いじめは起こるのだろうか」
「いじめのない学校にするために、私たちができることは何だろうか」
をテーマに、各グループに分かれての意見交換が行われ、目的の通り学校の枠を越え、初対面である子どもたちが活発に意見を交わしました。
意見交換を基に「いじめのない学校にするために私たちが大切にしたい思い」を、宮城県内の小・中学生に発信するメッセージがまとめられ、
「あったかい雰囲気を作って、学校を安心出来る場所にしたい」
「一人一人の個性を尊重する」
「みんな違ってみんな良い」
「みんなで助け合う環境」
「一人の人に声をかける」
「話し合いが大事」
等等、各グループからの提案が発表されました。
最後に、私も講評をいたしましたが、
今日だけではなく、これまでも『いじめ』と言う問題に対して、一生懸命向き合って来たことが伝わりました。
年々増え続けている『いじめ』にストップをかけることが出来るのは、皆さんの力です。
時には、勇気が必要な場面もあるかもしれません、その時は、仲間や先生を信じて、自分に自信を持って行動して欲しい。
皆さんの大人になった時、その努力が実り、優しい社会となっているだろうと期待するばかりです。
『いじめゼロ』を必ず叶えましょう。
そして、こんなに直向きに頑張っている子どもたちを応援するのが、やはり私たち大人の役目。
真剣な子どもたちの姿を見れてこと、心からの感謝です。
貴重な機会をありがとうございます。