趣味にかけるお金 | 終の棲家ができるまで

終の棲家ができるまで

50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

約3年ぶりにテニススクールに通い始めました。

横浜で15年近く続け、湘南に引っ越してからも新たなスクールに1年ほど通っていたのですが、チョコの通院との両立がしんどくなり辞めてしまったのです。ただ、マンネリ化したレッスン内容にも満足していなかったので、遅かれ早かれこのスクールは辞めていたかもしれません。

 

半年ほど前から高校の同級生と休日テニスをするようになりました。市民コートを利用して軽くゲーム形式で楽しんでいます。月に2、3回しかやらないので上達は望めません。エースが取れたり、凡ミスしたり、その日の調子は運まかせ?!それはそれで楽しいのですが、ちょっとモヤモヤしたりもしていたのです。そのうち「もっと上手くなりたい!」と思っている自分に気付きました。


たまたま新しく見つけたスクールはレッスン内容が良くて大満足です。次のレッスンの日が待ち遠しい!こんなワクワクする気持ちは久しぶりです。13000円の月謝は安くはないけれど、思い切って始めて良かったです。


先日観たニュース番組。

都内の持家一軒家に夫婦ふたりで年金暮らしという主婦。小説を書くのが趣味。長年通っていたカルチャースクールの添削講座を辞めたそうです。理由は物価上昇に対して、何かを削らないといけないから。月謝は1万円、年間12万円の節約になります。でも全然嬉しくなさそう。観ているこちらも、胸が締めつけられるような気持ちになりました。


60代の主婦がいまさら小説書いたって何になるの?お金払って添削してもらうことに意味ある?出版したいの?って考える人もいるでしょう。

私に置き換えても同じこと。いまさらテニス上達って?試合に出たいの?


いや別に壮大な目標なんて無いのよ。でも、やっぱり趣味って必要だよね。生活に張りを与えてくれるんだよね。


番組の最後のナレーションで、この方が市民講座の小説添削講座に通い始めたことが伝えられました。月謝は5000円。年間6万円の出費をどうとらえるかは人それぞれ。でも、私は決して無駄遣いではないなと思いました。