歯列矯正は一生続くと思った方がいい | 終の棲家ができるまで

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50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

娘は高校生の時に歯列矯正をしました。装置がはずれてから、かれこれ5年ほど経ちます。

最近になって「下のリテナー(矯正治療完了後に装着する保定装置)が入らない。歯が動いちゃったみたい。」と言い始めました。就寝時のリテナー装着をサボっていたみたいです。

 

口の中を見てみると、、、

確かに~!下の前歯がほんの少しですが動いてしまっています。100万円も掛けたのに、、、ショック!

 

私自身も30歳過ぎてから歯列矯正をしています。リテナーは出来るだけ付けておいた方が良いとは聞いていました。でも、面倒くさいんですよね。ついつい、まっいいかとなりがち。装置がはずれてから20年以上経つ私の歯もだいぶ動いてしまっています。歯って生きてるんですね。自分がもといた場所に一生懸命戻ろうとするんですよ。フシギ~。

 

自分の経験からも娘には「リテナー付けろ!」って言ってはおいたのですがね。大人ですから、そうそういつまでも面倒見切れません。

 

お世話になっていた歯科に慌てて予約を入れました。

娘の歯が短期間で動いてしまったのは、リテナーを装着しなかったことに加えて、下の親知らず2本の抜歯による影響が考えられると言われました。

引っ越し後のバタバタで、歯科に新しい連絡先を伝えておらず、定期検診も受けないままになっていたのが良くなかったです。


診察の結果、「多少動いているとはいえ、嚙み合わせに支障は出ていない。下のリテナーだけ作り直しましょう。」となりました。

その費用、22,000円。痛い出費ですが、早めに気付いて良かった!娘はもう社会人なので本人に出させるべきなのかもしれないのですが、ちょっとかわいそうに思い、今回限りということで親が負担しました。

 

「歯列矯正」について検索している方がいらっしゃったら、強くお伝えしたいと思い今回の記事を書きました。

 

歯列矯正にゴールはありません。装置が外れるまでは準備期間。外れたところからがスタートです。睡眠時だけでもいいから、リテナーは一生付けて過ごしましょう!

 

そして最後に。

お子さんの歯列矯正をするかしないか迷われていますか?

もし迷う理由が費用の面だけであれば、頑張って工面してあげてください。せいぜい 100万円程度です。歯並びの悪さが健康に及ぼす影響を考えたら安いもんです。還暦を目の前に控えた今、歯の大切さをより感じるようになった私は、そう思います。