私がチョコに出来ること | 終の棲家ができるまで

終の棲家ができるまで

50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

「中学入学祝いに犬が欲しい!」という娘のひとことがきっかけで、チョコは我が家にやって来ました。


私は最初反対でした。だって、必ずお別れの時が来るのを知っているから。
でも、チョコと運命の出会いをして覚悟を決めました。最期まで大切にすると。

だけど、私はよくわかっていなかった。病気と戦うことがこんなにも辛いなんて、9年前の私は想像出来なかった。

チョコが咳き込むことが多くなり、薬の種類と量を調整しています。3月頃から週に一度の通院が続いていました。少しずつ間隔が延び、ようやく3週に1度までになったのに。前回の診察からまだ1週間しか経っていないのに。またチョコが咳き込み始めました。

どんなに頑張っても投薬だけでは治らない病気です。通院のたびに「悪くなっていたらどうしよう。」と怖くなります。最近は病院に行く前に必ずお腹が痛くなります。自分が情けない。本当に辛いのはチョコなのに。

咳が悪化した時、「入院させますか?」と聞かれたことがありました。私は「家に連れて帰ります。」と即答しました。この時は、たまたま薬で咳がおさまりました。

でも、この先も私はチョコにとって正しい選択をしてあげられるのかな?
私には自信がないのです。

チョコと過ごせる時間は、そう長くないのかもしれません。

私がチョコにしてあげられることって何なんだろう?