WEB内覧会 (階段編) | 終の棲家ができるまで

終の棲家ができるまで

50代半ばにして突然の家作り!
悩みながら、わくわくしながら、完成までを記録します。

階段って形や場所を考えるの難しいですね。

我が家が最初に候補から外したのはオープンステアです。
理由は2つあります。
ひとつ目は、チョコが隙間から落下する図が頭に浮かんでしまったから。実際のところ、小型犬が落ちるほどの隙間があるのかどうか検証はしていないのですが、少しでもリスクのあることは避けたいと考えました。
もうひとつは、コンパクトハウスの我が家には、階段下収納が不可欠だから。

次に候補から外れたのは、3マスの直線のボックス階段。宿泊体験棟がこのタイプでした。
私と娘は傾斜が急過ぎて怖い!と感じてしまいました。

営業さんからは、3マス直線と4マスコの字型、傾斜は同じですよと言われました。ほんとかな?
また、いろいろ調べてみると、踏み板に三角部分ができるコの字型の方が踏み外しやすいから直線よりも危険が大きいと知りました。ただ、いざ踏み外したら下までズドーンよりは途中で止まりそうなコの字型がマシなような?まあ踏み外さないのが一番なんですが。

じつは、家族の中で私だけ引越し後2回踏み外しました。そして、折り返し部分で尻餅ついて止まりました。今のところ無傷ですが、気をつけないとですね。

出来たら踊り場のあるコの字型が作れたら良かったのですが、階段に余分なスペースを使う余裕はありませんでした。結局消去法で我が家が選んだのは4マスのコの字型階段でした。

冷蔵庫の搬入だけが心配だったので、設計士さんに打ち合わせのたびに大丈夫かと質問しました。

答えは
大丈夫、全然問題ない。
今まで入らなかった事例は聞いたことない。
それでも心配なら手摺は後付けしますよ。

その通りなら良かったんですが、実際はとても大変でした。搬入の下見で「手摺が付いたままなら、搬入は絶対不可能」と言われました。
当日は、重い冷蔵庫がなかなか上がらず、作業員さんが怪我するんじゃないか?新居に傷が付くんじゃないか?と生きた心地がしませんでした。
冷蔵庫が壊れて搬出する時のことを考えると今から憂鬱です。2階リビングの場合は直線階段にしておくのが無難かもしれません。


2階リビングとの間にはホールはないので開放感があります。お隣の庭の木々が映える2連窓は、お気に入りポイントです。ここは、ヒモが垂れるのが嫌だったので、電動にしてもらいました。
西向きなので標準で遮熱ハニカムが付いているのですが、ここは断熱の方が良かったです。
遮熱ハニカムって、みごとに光を遮ってくれるので、夕方ちょっと眩しいなと思ってハニカムを閉めたら、部屋の中が真っ暗になってしまいました。結局、西側の遮熱ハニカムは陽が落ちてからしか降ろさなくなりました。西日を和らげたいという程度なら、断熱にしておいた方が良かったです。

階段照明は、各メーカーのカタログを読み漁って、一番出幅が薄い(40mm)コイズミ製のものを選びました。冷蔵庫を運び入れるのに少しでも邪魔にならないようにと考えました。それでもやはり邪魔でカバーを外すことになりましたが。


最後に階段下収納のご紹介を。
作って良かった!
思っていたよりも収納力ありました。

こちらは奥の部分。
ふだん使わないものを入れました。スチールラックの上の方に置いてあるのは、一条のトートバッグです。打ち合わせの歴史が詰まってます。


左横にも高さはありませんが、1マス分の収納スペースがあります。ここには、クロスの余りや子供達の学校での作品や通信簿などが入れてあります。

工具箱、一条のフィルターセット、雛人形などが満載のスチールラック。狭い廊下ですが、ギリギリのところで壁にぶつけず90度回転させて、手前に置きます。


最後にこれでもか!っと、クリスマスツリーと脚立を置いて出来上がり。


ヘッダーボックスと床下点検口まで備わった、ある意味、我が家で一番狭くて濃い空間です。あせる