こんばんみ、
いよいよ寒くなってまいりました、


如何お過ごしでしょうか?


いよいよ年末、

風邪などお召しにならない様、
お気をつけくださいよっしーです。





だいぶ、
ブログネタとしては
食傷気味ではあるのですが、


この
うらさびしい
北風を受けて聴くと
ピタリとハマるのは、やはり、

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画像はお借りしましたm(_ _)m。


    『およげ!たいやきくん』。





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よく
言われるのが、



鉄板で
毎日焼かれるたいやきくんが
この頃の労働者の暗喩(メタファー)で、




重労働から
解放されて自由を謳歌するのが


「はじめておよいだうみのそこ」


となっており、


「おなかのあんこがおもい」


のは、
突然の社会からのドロップアウトで、



これからどうすれば良いものか
決めかねている腹の思いのメタファー
(暗喩)になっている。



と、言うこと。




確かに、
1970年代の労働者の哀歌と
取れる内容。


「ももいろさんごがてをふって」


という部分は、
繁華街の誘惑のメタファーと取れます。




しかし、


塩水だけでは飢えて
ふやけてしまうたいやきくんは、




あろうことか最期に

釣り師の餌に食らいついてしまう。




ここら辺りの描写は、


海千山千の
猛者が入り乱れる
騙し騙されの、

この世の世知辛さを
現しているかのようですね。




かくして、


「どんなにどんなにもがいても」


針が喉から取れず
つりあげられてしまった
たいやきくんは、



おのれ自身の
ちっぽけさ即ち俺は「たいやき」
(俺はこの程度、と悟った心境かな?)



と悟りながら、
釣り師であるおじさんに
うまそうに食べられる、と言う
なんとも救いのない歌詞なのです。



しかし、
始終マイナーコードで
進行するこの曲は、



スローなレゲエとも取れるサウンドで、



当時の楽曲としての完成度は
群を抜いており、


やはり売れる曲なんだなぁ


としみじみ聴いてしまう名曲なのです。





また、
真の労働哀歌としては、


    『山谷ブルース』





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が有りまして、




こちらの方が、
最後に労働者の力でビルが建つという
肯定的なエンディングを迎える分、



救いがある内容で、
こちらも捨てがたい名曲です。








木枯らし吹きすさぶ冬の夜には、
労働哀歌が胸を打つという真価があると
思います。😊






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