現在東京で暮らしているワタクシですが、出身は沖縄本島。小さな村で育ちました。
車で15分も走れば海に出られるので、子供の頃はよく海に連れてってもらい、泳げないので砂浜で貝殻拾いや磯で生き物探しなどをして遊んでいました。
東京に居てなかなか海に行く機会が無い我が娘にも海の遊びをさせてやりたいと思い、思い切って娘と2人で帰省して海に行ってみました(仕事が休めない夫にお留守番とイモムシ達のお世話を頼みました(^^;))
さっそく訪れた実家近くの砂浜で、貝殻拾いにいそしむ私たち。
すると、見覚えのある渦巻きを発見。
↑直径7mm程度の平らな渦巻き
三十数年前、子供の頃によく拾った巻貝の蓋である。
姉兄から「貝のフタ」と教わったけれど、一体どの貝のフタなのかというところまでは考えたこともなかった。
↑直径2mmから大きなものは10mm程度まで。
↑焼き菓子の甘食(あましょく)のような形。(そもそも甘食って知ってる人いる?)
なんだか美しい模様なので宝石みたいで、宝探しのように楽しみながら拾いまくる。めちゃくちゃたくさん落ちてるので拾い出すとキリがなく、娘も要領を得た後はホイホイと見つける。2人で300個くらい拾ってひとまず満足。
房総半島の海や瀬戸内海、屋久島の海など、海もあちこち行ったけれどこの貝のフタを見た記憶は無く、沖縄の砂浜でしか見た覚えがない。
一体どの貝のフタなのだろう。気になってgoogle先生に聞いてみても、このフタについて言及している記事には辿りつかない。
姉に聞いてみると、どうやら「カンギクガイ」という食用にもなる小さな巻貝のフタらしい。沖縄の方言名は「チンボーラー」というそうだ。実家でも食べてたらしいが、そういう細かいことに意識が向く前の幼い歳だったからか、私には全く記憶が無い。
真相は定かではありませんが、どなたかこの貝のフタの主をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけませんかねぇ?
巻貝の渦巻きって神秘的ですよね〜
フタにも渦巻きがあるなんて面白いですね〜
娘の記憶の中にもこの渦巻きが刻まれたかしら。数十年後にこの渦巻きの記憶を辿って沖縄を旅する日が来たりするのかしらね〜、娘ちゃん♪