ねぇ神様。
あなたが
あたしに授けた道は
やっぱり厳しいけれど
きっとあなたは
その答えを知っているのだろうけど
自分で悩ませるのは
きっと
あなたの愛があるからですね。
あまいお菓子だけじゃ強くなれない。
学ばせて、悩ませて人間を成長させる為に
こういう道を与えているんですね。
その行き先の本当の答えを知るのは
何年も先だけど
すがりたくなる日も
前を見て進もうと思う日も
とにかく前に歩くしかなくて
ちょっと立ち止まっても
勝手に明日は何もなかったかのように
同じように毎日来て。
朝陽を見て
綺麗だと思い。
夕日を見て
綺麗だと思い。
でも
一人で見る夕日と
二人で見る夕日の大きさが
こんなにも違うのは
どうしてなんだろう。
自分にはどうする事もできなかった未来を
まだ心の片隅で夢見てるのは
神様の悪戯なのかな。
昨日箱に閉まったものを
開けたくなっても思い留まって。
明日。
また明日。
開けられる日がいつかくるのかな?
もしも
また箱を開ける日がいつか来たら
箱に閉まったものは
今までよりも
もっとキラキラしてるのかな。
その時見る夕日は
これまでの人生で一番綺麗だって
思えるくらい
素晴らしいのかな。
歩くしかないかな。
歩くしかないよね。
止まってたら
時間だけが
どんどんあたしを追い越して行ってしまうから。