今日は父の日らしい


それを知ったのは

夫の娘さんから

昼前にラインが来たから



昼前のこと


なぜか

ケーキ作りに奮闘中の

私のそばをウロウロしだす


甘いもの苦手な夫が

なぜケーキ作りを

見に来たのやら


はて…?


と思いつつ

ついでに

卵の白身を泡立ててもらうと


夫が

カミングアウトした


「娘から父の日の

お祝いをしたいって

連絡が来た」




今日は父の日だったんだね


私の父は

亡くなったから

私自身は

あまり関心がなかったみたいで

スルーしていた





ところで

私は彼の娘とは

距離を置いている


彼もそれは承知してくれている


そんなこともあり

娘のことが絡むと


彼は私に気を遣う


そこで

なかなか

カミングアウト

できなかったんだね





今日もカミングアウト?したあと


私が

「ああ そうなんだ

良かったね

行っておいでよ〜」と

言うと


夫「勝手なことをしてごめんね」と

私に申し訳なさそうにした




確かに

夫の娘さんから

連絡があると


何故か

一瞬気持ちが曇るけど


だからといって

彼と娘の関係を

とやかく言うつもりは一切なく


そんな権利が私にあるとも

思っていない


快く

送り出すのみ




彼の娘さんとは

距離を置くけど


彼と娘さんの関係に

とやかく口を挟まないのが


私なりの

夫に対する

仁義?

なのだ




だから

今回も

『謝る必要ないのにな』と

思いつつ


それが当然のように

出て行かれたら


私はきっと

心中

穏やかでない




人の心って

複雑で微妙なのですね…




だから

夫が

父の日に

娘さんと会うことを

私に謝ることないと思いつつ


それでも

申し訳なさそうに

してくれるのは


大正解なのだと悟った

父の日なのでした



ケーキ焼いたよ!