5月14日は父の命日です
6年前のこの日
5時過ぎに
お風呂で転倒し
ガラスに突っ込み
二の腕の動脈が
すっぱりと切断されてしまい
出血多量で亡くなりました
田舎で暮らしていたので
救急車を呼んでも
到着したのは
1時間以上も後のこと
その間
母が一生懸命
止血を試みたのですが
力及ばず
父は亡くなりました
世界で一番
私のことを大切に思い
守ってくれた人が
居なくなってしまった
計り知れない
寂しさと悲しみ
してもしきれない
感謝と後悔
それから
あっという間に
6年が過ぎました
さて
父のことを思い返すに
私の父は
頑固で融通の利かない
昔気質な人でした
常識や規律に厳しくて
決して仲良し親子では
なかったし
母とも激しいケンカを
繰り返していたけれど
真面目な人にありがちな?
天然な性質が
時として私たちに
笑いを与え
憎みきれなくて
面白みのある人でした
そんな父を亡くした
寂しさ
喪失感は
6年経った今は
もう2度と会えないことに対する
あきらめへと代わり
少しずつ薄れつつあります
そして
最近
思うようになったのです
父にはもう会えないけれど
父のDNDは私の中で
息づいていると
私の真面目な性格
頑固なところ
そして何より
怠け者だけど
いったんやり出すと
こだわってしまうところなんか
まさに父親
それに
兄妹たちの中にも
父のDNDが
見え隠れしていて…
例えば?
久しぶりに会った
兄の顔が
父に似てきてて
笑えた
おとうさん
お父さんは私たちの中で
生きていますよ
これからも
一緒に生きていこうね
私たちの命が尽きるまで