夫と出会う前

 

私には結婚式5日前に破局となった

婚約者がいました

 

その元彼は

13歳の時に父親を亡くし

 

女手ひとつで育ててくれた

母親にとても感謝をしていて

 

「母の言うことは120%正しい!」と

 

母親のことを信じて疑わない人でした

 

 

とても母親思いで優しい人なのですが

 

言い換えると

マザコン気質の人でした

言葉が悪くてごめんなさい汗

 

 

なので

 

母親が言うとおりに

ことが運ばないと

元彼は怒ってしまう

 

私は自分の気持ちを言いにくい

 

そんな関係性がありました

 

 

 

ただ

元彼の母親が関わらなければ

 

元彼は私にとても優しくて

会話も楽しくて

 

旅行に行ったり

コンサートに行ったり

 

楽しくてキラキラした

思い出がたくさんあって…

 

 

元彼自身に

不平不満は

特に感じてはいませんでした

 

 

 

そして

元彼のアパートは

部屋の好みが似ていたので

とても居心地が良く

 

私の居場所

気持ちが落ち着く所

 となっていました

 

もしかしたら

我が家よりも?

 

 

 

それくらい

私は元彼に

いれ込んでいました

 

 

 

むしろ…

正直なところ

 

夫よりも

ずっと

 

私にとって

性格的に合う人だったと思います

 

 

 

そんな人だったから

お別れをした直後は

本当に苦しくて苦しくて

 

1年間は心療内科の

お世話になりましたが

 

それも今は不思議と

よい思い出にっこり

 

それだけ

元彼が好きだったんだなと

懐かしく感じるのです

 

 

 

そして今では

お別れを決断した自分は

間違っていなかったと思っています

 

どんなに好きでも

 一緒になっていたら

きっと

苦しい思いをしていた…

 

 

 

そう思えたのは

夫のおかげ

 

夫と出会えたからというか…

 

夫とのお付き合いを通して

 

自分が求めていたのは

こういうことだったんだと

 

気付いたからなのです

 

 

 

 

元彼とのお付き合いの時は

 

私の不安要素

 

元彼の母親からの干渉?

 

趣味の強要や

不要な贈り物などあせる

 

それを断ってもらえないかなと

元彼にお願いしたところ

 

私が悪い

非常識だ

おかしい

 

と言って

 

責められてしまいました

 

常識は分かった上でのお願い…

それが分かってもらえない…

 

 

 

また

結婚式についての

話し合いに至っては

 

我が家と

元彼の母親との間に

意見の食い違いがあったのですが

 

元彼は母親の意見を

押し通そうとするばかりで

 

私や母の気持ちは

二の次でした泣

 

 

私は人間関係が不得手で

元彼の母親を

上手にやり過ごすことが

できなかったのも

いけませんでしたが

 

元彼母の言う通りに

動かなければ

「非常識だ」

「おかしい」と

責められるのは

 

私には

しんどかったです

 

 

最終的に

 

結婚しても辛いことが多いかな…

 

そういう思いになり

お別れを決断しました

 

 

 

 

 夫の場合

 

私の不安要素

 

夫の愛情が

本当は私にはないのでは?という

疑心暗鬼

 

そして

それに伴い沸いてくる

娘さんや亡き奥様に対する

複雑な気持ちなどを

伝えたところ

 

私が繰り返し不安になるから

ケンカにもなったし

 

本当に一緒に暮らして

いけるのかと

お別れの危機もあったけど

 

それでも


 最終的に

 私のしんどい気持ちを

理解してくれて


私を不安にさせるものは

私の前から

排除していってくれました

 

 

 

そして

お互いに許容範囲が

つかめてきたから

 

入籍を無理なく

受け入れられた気がします

 

 

なので 

入籍して気持ちが安定したというより…

そういう側面も否めませんが

 

話し合い言い合い?を重ねた結果

折り合うことができ

 

『この人とならやっていける』と思って

 

気持ちが安定したので

 

入籍に踏み切れたように思います

 

不安要素が

ほぼほぼ

無くなっていた…

 

 

 

なので

 

私の場合

 

言いたいことが言えて

 

負の側面も含めて

気持ちを伝えられて

 

そして

お互い折り合って

生活していけると思えたのが

 

入籍のひとつの決め手に

なったと思います

 

 

 

 

 

もし

自分の不安要素を伝えて

 

それがために

お別れになったとしたら

 

結局

そこまでの関係だったのではと…

 

 

 

本当に辛いことだけど

 

時が経てば

それで良かったのだと

思える日が

 

また来るかもしれない…

 

自分の気持ちを抑えて

生きる毎日は

きっとしんどくて辛い日々だ…

 

 

 

凝視

 

 

でも

 

これはあくまでも

私自身の気づき

 

私という人間は

こういうことが必要だったんだ

という気づきです

 

 

人はそれぞれ違うから

 

私は私

人は人

 

それぞれの気づきや

考え方がありますものね

 

 

 

みんな

試行錯誤しながら

一生懸命生きていて

 

いろんな気づきを

しているんだと思うのです

 

 

 

だから

これはあくまでも

今の私の場合なのです

 

決めつけはしないように

気をつけたいと思いますにっこりあせる


これからまた

いろんな経験を重ねるうちに


考え方も変わっていくかも

しれないですしね目