今日は、先日母と訪れた美術館についての記事を
損保ジャパン東郷青児美術館さんで開催中の
「モーリス・ドニ-いのちの輝き、子どものいる風景」展です
ゴーギャンとともにナビ派を代表する画家、モーリス・ドニ
彼の描いた「家族」「子供」の作品に焦点を当てた展覧会です
もともと彼が多用する緑青色、光の効果なんかが
好きなのですが、今回展示された作品では人物、
とりわけ子供の表情がとても生き生きとしていて、
見ていて幸せな気分になれました
こちらは「バルコニーの子供達、ヴェネツィアにて」
この、子供が見せるさりげない表情
色使いも幸福感に溢れています
残念ながらポストカードなどの販売がないので、画像無しで
申し訳ないのですが、今回特に気になった作品をいくつか
「メルサンの母子像」
・逆光により、広がりのある余韻が感じられて、色々と
空想をめぐらせられる作品です
「ランプの下の入浴」
・夜の灯りがもつ神秘的な雰囲気が新鮮でした
「聖母賛歌」
・夕陽で黄金色に染め上げられた、美しい曲線を描く海に
目が釘付けになってしまいました
「白の母子像」
・今回一番のお気に入りです
白い布地に柔らかく反射する光の加減が、わが子を見つめる
母の優しい眼差しにぴったりで、とても素敵
コレクション展示では、セザンヌの静物画と、こちらの美術館と
いえば、のゴッホの「ひまわり」
ソファが前におかれているので、じっくり観賞できます
展示室手前の展望室は無料
東京タワーやスカイツリーなんかもよく見えました
42階、気持ちがいいです
やさしい絵画を観てなんだか気持ちも安らかに
やっぱり美術館はいいですね