市内観光も後半、ランチで満足した後は、世界4大
ミュージアムのひとつ、故宮博物院へ
全て見て回るのに数日かかるといわれているところ、
用意されたのは1時間半
ツアーですものね、仕方ないです
土曜日ということで周辺道路も混雑しており、建物の
写真も撮れませんでしたが・・・
山を背に建てられた建物は紫禁城を参考にしているのだそう
70万点ほどの収蔵品を交代で展示しているとのことですが、
展示していないものは裏の山の中で厳重に保管されて
いるそうです
観光客でものすごい人込みの中、ガイドさんに
音声ガイドを手渡され、ガイドさんの「特にお勧め」
のみを手早く鑑賞
尚、写真撮影は固く禁じられています
*角煮石*
白から茶色のグラデーション具合が似ているということで、
角煮に見立てて彫られた石
(画像はお借りしました)
色合いは自然の石のままを生かしているそうですが、
照り照りしていて、脂身部分に油のじゅわっとした感じが
伝わってきます
*白菜石*
こちらも、天然の玉翠を、その色合い、風合いを生かして
白菜に見立てて彫ったもの葉の上にはキリギリスも
彫られています
(画像はお借りしました)
石の質感から、みずみずしい葉や茎の感じが伝わってきます
お姫様が嫁入り道具として持参したものとのことですが、
白菜は「純潔」の象徴、キリギリスは「多産」の象徴として
縁起物なのだそうです
そのほかに、青銅の鼎や、虫眼鏡で見ないと分からないような
小さな胡桃の彫り物、まるでレースのように繊細な象牙細工の
お弁当箱、北海道と引き換えに日本が譲った玉のついた屏風
などを鑑賞しました
(画像はお借りしました)
フリータイムは30分
ミュシャ展をやっていたので、行きたかったけれど、
展示室がちょっと遠い・・・ので、仏像や香木でできた
調度品なんかを鑑賞して過ごしました
今回拝観した作品は、どれもお品自体は小さい
ものの、大変手の込んだ作品が多く、とても
見ごたえがあります
(画像はお借りしました)
↑なんて、オリーブの種に彫られているんです
しかも船底には文字まで
のんびり訪れなおしてみたい気もするけれど、
ちょっとこの人込み具合は苦手かなぁ
ともあれ、ちょこっとでも古代中国の文化に
触れることができて満足です