先週土曜日の美術館巡り、2件目はこちら、
白金台は松岡美術館へ
メイン展示は「モネ・ルノワールと印象派・新印象派展」
併設展示は「ペルシア陶器展」
入り口のドアを抜けると、吹き抜けに突如大きな彫刻作品が
どーんとお出迎え
1階でかなり大きなサイズの近現代彫刻や宗教彫刻を
観賞した後は、大理石の階段を上って、2階の印象派・
ポスト印象派の絵画、陶器の展示へ
特に宗教彫刻は、なんとなく穏やかで高貴な表情が特色という
イメージだったのですが、インドのものは表情豊かで愛嬌のある
ものが多く、とても印象的でしした
それでもやはり、見る人の心をほっと落ち着かせてくれるという
共通点は変わりません
絵画は40点ほど、ピサロやシスレー、マルタンなど、多くの作家の
作品が少しずつ、という展示でしたが、印象派・ポスト印象派と
カテゴリはざっくりと纏まっているので、「頭がついていけない~」
なんてことはなかったです
とっても夢見心地な時間でした
ペルシア陶器展は、9-13世紀頃のものが中心で、特に今では
使われていない技術で作られた、ラスター陶器という、金属により
つややかさを出したものがとても美しかったです
鳥や人などの模様も独特で、なかなか味がありました
土曜日の15時頃という、結構混みそうな時間帯に訪れましたが、
かなり空いていて、心行くまで作品を楽しむことができ、大満足
そしてこちらの美術館は、なんと作品の写真を撮ってもOK
(携帯電話のカメラは音が出てしまうのでNGみたいです)
さすがにブログに載せてしまうのは気が引けるので、私好みのお土産の画像で雰囲気だけでもお伝えできればと思います

右上から、シスレー・シニャック・ピサロ
シスレーの微妙なニュアンスの空を描くタッチ、シニャックの
色使いの奔放さとまとまり、ピサロの柔らかな風を感じられる
ような風景画、どれもうっとりしてしまいます
かなり心満たされる美術館でした
