年末年始、高齢の親御さんと一緒に出かける事や、介護施設やホームから一時帰宅し、
家族でお正月を迎えられるご家庭も多いかと思われます。
そんな時に、お困りになるのが転倒の次にトイレ介助だと思います。
認知症の症状があって、
なかなかスムーズにお手洗いに行ってもらえない場合があります。
介助する方は、大変困ってしまい
無理矢理連れて行こうとしてしまうかもしれません。
力尽くで便座に座らせてしまうと、益々恐怖心を仰ぎ
トイレに行ってくれなくなります。
安心してトイレに入ってもらう為に
私が外出支援サービス時に
実践している方法をお伝えしたいと思います。
先ず、介助する方が深呼吸して落ち着きます。
トイレを拒否される親御さんは、
身も心も固くなっていると思われますので、
声に出して
「○○さん、いつもありがとう。」
「ありがとう。ありがとう…」
と言いながら肩から腕、背中から腰、足へと
気持ちを込めて丁寧にさすっていきます。
かなり時間は掛かりますが
そうしているうちに落ち着いて
便座に座ってくれます。
声を出すのが恥ずかしい場合は
こころの中で言ってみてくださいね。
お出かけが不安な方
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小嶌 真央子のプロフィール
大阪府在住 シニアエスコーター
(grace return escort 代表)
リハビリアシスタント、リハビリデイサービスなど、15年間医療、介護の現場に勤めた後にオシャレに特化した外出支援サービスで起業。2年半で100ヵ所以上の同行しリピート率100%のサービスへ発展。提携先様と共にお客様やご家族に喜ばれ丁寧で美しい新しい形のオシャレに外出を楽しめるサポートを行っています。これからの高齢化社会に伴って、幾つになっても自分らしく人生を豊かに楽しんでもらう、お手伝いをさせて頂くサービスを世の中に広げて行きたいと思っております。