レポート②の記事はこちらです。
奥様が20時に就寝されましたので、
「夜中のトイレ介助は、
00時に起こしましょう。」
と、ご主人様の指示通り
00時になり、奥様を起こし
トイレ介助を行いました。
汗をかいていたので、パジャマも着替え
再び朝の6時までぐっすりと就寝されました。
朝7時からの朝食バイキングも、
しっかりと召し上がり
身支度を整えて
出発の準備をしました。
二泊目の予定は、
ホテルからすぐの
あわじ花さじきです。
こちらは大阪湾に向かってなだらかに広がる花畑。
広大な花の大パノラマが楽しめる人気の観光名所です。
しかも入園料、駐車場共に無料です。
坂道が多いですが、押すのはそんなに苦ではなく、車椅子の方も沢山いらっしゃいます。
ご主人様は、
この広大で、美しい景色の中で
綺麗な花畑を奥様に見せてあげたい
思いがあり、外泊を決行されました。
ホームでの暮らしは、
スタッフの方々のサポートがあり、
安心した毎日を過ごされていますが、
たまには、こうした外出をする事で、
五感にとても良い刺激を与えます。
今回は、思い出の場所でもありますから、
尚更良いですね。
ご主人様お一人で、
奥様との外出、外泊は、
大変ですし、危険です。
ご主人様が楽しめずに
お疲れが残ってしまう様でしたら
元も子もありません。
大変な介助はプロに任せて
その分ご家族様は
しっかりと楽しんで頂ける事。
ご家族様の 縁の下の力となって
エスコートさせて頂く
この仕事が
私は楽しくて仕方ありません。
さて、
広大で美しい景色を後にして、
私達はご主人様の快適な運転で
帰りの途につきました。
途中の高速道路のサービスエリアで、
トイレ休憩と、昼食を済ませました。
割と混んでいた店内ですが、
こちらでも、ご主人様は
奥様のお食事時は、
必ず、車椅子ごと座らせておくのでは無く
キチンとテーブルの椅子に座らせて
食事を摂る様にこだわりました。
皆と同じく、同じ目線で以前の様に
食事を摂る。
ひと手間だけど、こう言う気遣いが
病気と言う意識を無くす。
身体で感じる事の出来る
小さな積み重ねだと思いました。
私も素晴らしい行動を
学ばせていただき、
今後に活かして行こうと思います。
高速道路を出発し、
ちょうど予定通りの14時に帰宅。
有り難い事に、
次回の依頼を受け、
ご夫婦とお別れしました。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
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小嶌 真央子のプロフィール
大阪府在住 外出支援コーディネーター（grace return escort）
リハビリアシスタント、リハビリデイサービスなど、15年間医療、介護の現場に勤めた後にオシャレに特化した外出支援サービスで起業。2年半で１００ヵ所以上の同行しリピート率１００％のサービスへ発展。提携先様と共にお客様やご家族に喜ばれ丁寧で美しい新しい形のオシャレに外出を楽しめるサポートを行っています。これからの高齢化社会に伴って、幾つになっても自分らしく人生を豊かに楽しんでもらう、お手伝いをさせて頂くサービスを世の中に広げて行きたいと思っております。
