床下エアコンへの道 ~基礎内の温度ムラを少なくするアイデア~ | nao2の家づくりと暮らしのあれこれ~小林住宅~

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ムラゴンブログ「はじめての家づくりで考えたこと~小林住宅 W断熱~」というタイトルのブログから引っ越してきました。
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ここでも家づくりの様々な思いや快適な暮らしへの試行錯誤などを書き綴っていきたいと思います。

こんにちは 

 

 

今日は用事があったので午前中の仕事を休み、用事の隙を見てちょっとしたDIYを試みた nao2です。

 

 

 

今週に入り一気に寒くなる様相となり、いよいよ床下エアコンの真価が問われる時がやってきます。

 

 

ここ数日は22℃設定を固定で快適に過ごせていて、床下エアコン自体は順調なんですが

 

私が求めていたところと少しイメージが違っていたところもあるのでそこをDIYで何とかしようと動き出しました。

 

 

現在の我が家の床下エアコンはというと・・・

 

「リビング中心を暖める床下エアコン」

 

なんです。

 

 

でも、私が求めたいのは・・・

 

「1Fフロア全体を満遍なく暖める床下エアコン」

 

なんですよ。

 

 

そこのところもう少し何とかできないかとあれこれ考えた結果、、、

 

ある方法を思いついたんです。

 

 

 

早速DIYへと行動に移す前に、、、

 

まず、やろうとしているこの方法が床下の環境に何か問題が生じないのか??

 

と、いったところをマーベックスの専務さんに相談することにしました。

 

マーベックスの専務さんは我が家の床下エアコンを監修してくださっている方で、換気の事や床下エアコンの事などを中心に、会社の研究所で研究もされているプロ中のプロの方です。

 

 

その専務さんにも「問題なし!!」との回答をいただき、

 

さらにちょこっとアドバイスもいただいたので早速DIYに取り掛かる事にしました。

 

 

まず、やろうとしている事を先に言うと、、、

 

「換気システム「澄家」の給気を床下エアコンがある基礎内へと引っ張り込めないか??」

 

という試み。。。

 

 

 

床下エアコンで基礎内温度を均一にするには基礎の形状や床下エアコンの設置場所、換気システムの設置場所をしっかり検討しておく必要があります。

 

しかし、我が家は後付けの床下エアコンなので、そういう意味では多少のハンデがあります。

 

基礎の形状や床下エアコンの場所は今さらどうこうできない我が家ですが

 

「澄家」については若干の改良の余地があるんじゃないかと着目したんですよ。

 

 

あと、、、これまで床下に何度も潜って気付いた事なんですが、、、

 

高性能の熱交換率でとても優秀な「澄家」の給気であっても、風量がけっこうあるので、基礎内の温熱環境には多少の影響は出るだろうと思っていたんです。

 

つまり「澄家」の給気が吹き出した方向の基礎内は若干温度が下がるだろうというのが感覚的に想像がついたんです。

 

 

ただでさえ床下エアコンから最も遠い洗面脱衣室は基礎内の温度が下がるのに、さらに「澄家」の給気が直接吹き付けられて基礎内温度を下がってしまうこの部分を何とかすれば基礎内の環境は変わるだろうと考えたんですよ。

 

 

あ、誤解のないようもう一度言っておきますが、、、

 

リビング中心を暖める床下エアコンならこのままでも良かったんです。

 

でも、あくまでも私が目指したいのは全フロアをできるだけ満遍なく暖める床下エアコンを目指したいんです。

 

まぁ、好みの問題ですね。

 

 

 

 

 

リビングの床下エアコンから床下に潜りました。

 

この画像で言うと、これまでは「澄家」の給気口は左方向の洗面脱衣室へと向けてましたが

 

ご覧のとおり、給気口をリビング基礎内のこちらに向け直しました。

 

 

 

でも、画像のこの状態だと・・・

 

ダクトが人通口を超えていないので「澄家」の給気と床下エアコンの暖気が人通口で真正面にぶつかってしまう!!

 

これは何とかしなければ・・・!!

 

 

そこで、、、用意したのがコレ ↓ ↓

 

 

ホームセンターでダクトを見つけてきました。

 

画像では1mのダクトですが、3mまで伸縮自在にできる優れモノなんですよ。

 

 

 

十分すぎるくらいリビング下の基礎内中心部へと延ばしてやりました!!

 

 

 

そして、画像のように先端を少し折り曲げてやりました!!

 

なんで先端を折り曲げたかと言うと・・・

 

床上から見るとこういうことになっております ↓ ↓

 

 

これなら「澄家」の給気と床下エアコンの暖気がぶつかり合うことなく、エアコンの暖気が「澄家」の給気と混ざりながら人通口を経て隣のダイニング下への基礎内へ流す事ができます。

 

洗面脱衣室までの距離の問題は残りますが、リビング基礎内ではエアコンの気流と「澄家」の給気が合わさって圧力がさらに上がる事で、これまでよりもより強く暖かい暖気を洗面脱衣室へと流すことができそうです。

 

 

 

さて、この結果はいかに。。。

 

早速ですが、結果を見てみましょう。

 

 

午後からは仕事に出かけて不在だったのですが、

 

午後からは雨が時々降ったりと曇りがちで日射取得は見込めなかったようで、

 

22℃設定の床下エアコンは一度も停止することなくずっと稼働していたようです。

 

 

夕方6時ごろですが

 

外気温は8℃

 

リビング・ダイニング下の基礎内温度は25℃

床温度は同じく25℃くらい

 

床下エアコンから最も遠い洗面脱衣室基礎内温度は22.4℃

床温度は22.5℃くらい

 

 

この結果がどういう事かと言うと、、、

 

リビングの基礎内温度は変わらずですが、床温度は26℃近くあったのが僅かに下がった感じ。

 

洗面脱衣室については、ここ最近の基礎内温度は21℃くらいだったので1.5℃くらい上がり、それにつられて床温度は22.5℃くらいと以前よりこちらも1℃くらい上がったという結果。

 

 

基礎内の温度が上がれば床温度も上がることがここでもわかりますが、、、

 

それより何より、足の裏はとても敏感に温度を感じるので、

 

例え1℃ぐらいでも床温度が上がると快適性がグッと増してきます。

 

 

個人的にはこっちの方が私の体感にはピッタリだと思ったので、ここでDIYは完了です!!

 

 

 

さて、これからの数日間、全国的に寒波が続きそうです。

 

また近々、我が家の床下エアコンの様子を報告したいと思います。

 

今日も読んでくださりありがとうございました。


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