ブログを始めた一つの理由に、高異型度子宮内膜間質肉腫でも再発なく過ごしています、ということを伝えたいという想いがあったのですが、今回は残念な内容になります。
以下、専門医の診察の内容です。
久しぶりに会った先生は、お待たせしました、と言いながらこちらを見て、なぜか少し驚いたような顔をした。
先生に挨拶をした後、夫と電話を繋いだ状態で話を聞くことに許可をいただいたので、夫に電話する。
先生は画像を見ながら、おもむろに告げた。
「骨盤腔内に複数の橎腫が認められます。再発です。」
えっ、と思った。
再発?
自覚症状は全くなかったので、正直信じられなかった。
骨盤という文字だけ頭に残っていたので、思わず骨に転移しているのですか?と聞いてしまった。
「いえ、骨盤腔内なので、骨ではない。
手術で取ることができないか今外科チームと話をしている。
ただし、数が10個以上と多いので、手術できないと言われるかもしれない。
また、手術できたとしても、目に見えない小さな腫瘍は残る。全部取ることができるとは思わないで欲しい。
手術できない場合は抗がん剤を使うことになる。高異型度子宮内膜間質肉腫にはヴォトリエントが比較的効くので、これを使う。ヴォトリエントでなければ他のを使う(薬剤名聞き損じました…)。
一番大きい腫瘍は16ミリ。1月末のMRI画像でははっきり分からなかったけれど、今回の結果を受けて再度同じところを見ると、これだったのかも、というものはあった。
PETなら分かったかもしれないが、造影MRIでは染まってないので分からない。
動きが早い。できるだけ早く対応しないといけない。」
根拠のない自信のもと、前回と同じく変わりないですね、という話で進むと思っていた私には青天の霹靂だった。
夫が手術の時期や期間について質問をし、専門医から次のとおり説明があった。
「手術ができるのであれば、早くて来月。手術が決まれば他の何をおいても最優先すること。
腸に付着しているようなので、腸も切る。
入院期間は最短で3週間。
手術前日の説明時と手術の日は家族の同席が必要。
手術ができないとなれば、抗がん剤を使う。最初は専門医の病院で行い、問題がなければ地元の病院で続ける形で。
なお、抗がん剤は治すためではない。状態を維持するために行うもの。」
急展開な話に頭がついていかない。
とりあえず、気をつけることを確認する。
「食べるものに制限はないが、タンパク質をしっかり取ること。
一度にたくさん食べないようにすること。腸閉塞になるかもしれないから。
また、コロナには絶対にかからないように。手術の時期が遅れてしまう。
外出後、食事の前などもしっかり手洗いをして感染を防ぐこと。
血液検査は何も問題ない。女性ホルモンも抑えられているので、閉経の状態になっている。
リンパ球も増えていて、今回のNLRは1.06ととても良い。
状態を維持するためにもリンパ球はこのまま増やして欲しい。」
私の前に診察を受けていたお二人は1時間以上診察時間があったのに、私は30分で終わってしまった。
「手術または抗がん剤を早急にします」
専門医が伝えたいのはとにかくそれだけだということなのだろう。
気をつけて帰って、と専門医にも看護師さんにも重ねて言われる。
私がショックを受けていることを心配しているのだろう。
ただ、まだ実感がわかない、というのが本音だった。
でも、専門医に会う前はお腹が空いていたのに今は何も感じない。
やはり食欲は無くなったことから、自身がショックを受けているのは間違いない。
帰って夫の顔を見たら泣いてしまう気がした。
数日後、今回の診察結果について地元の主治医に会うことになっている。
明るく会うつもりだったのに、できなくなってしまった。
病気になる前に比べて、ストレスをためないように、やりたかったことを次々とやって、楽しく過ごしてきた。
ちょっと寝不足気味ではあったけど、リンパ球は良い数値だったので、免疫が落ちていたわけでもない。
それでも再発してしまった。
なんて厄介な病気なのだろう。
悔しい。
今はその気持ちでいっぱい。
そして、手術は怖いけれど、手術できないと言われることの方がもっと怖い。
何とか、手術をして欲しい。