サッカー日本代表情報7/10 | NAOのNEWSブログ

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なぜ森保ジャパンの「攻撃的3バック」は「モダン」なのか? W杯アジア最終予選で問われる6年目の進化と結果

 

日本代表の最終ラインには190cm84kgの町田浩樹(写真)、188cm体重84kgの伊藤洋輝、188cm体重80kgの板倉滉、187cm84kgの冨安健洋らがおり、いずれも欧州でのプレー実績も豊富な選手たちだ(写真=西村尚己/アフロスポーツ)

森保ジャパンは、無傷の4連勝で2次予選突破を決めた後のミャンマー戦とシリア戦で、2022年のFIFAワールドカップ・カタール大会以来となる3バックを採用。9月に控えるFIFAワールドカップ・アジア最終予選を前に、新たな戦いのオプションを示した。ウイングバックで出場した堂安律が「モダン」と言及した攻撃的な新3バックの狙いと、チームの進化を促すポイントとは? 主力選手たちの言葉から、6年目を迎える森保ジャパンの現在地をひも解く。 (文=藤江直人、写真=西村尚己/アフロスポーツ)

新3バックの鍵はウイングバックの人選「現代サッカーを象徴する形」

森保一監督は意図的に「攻撃的」と表現した。背番号10を託されて1年がたつ堂安律は「モダン」と言及した。いずれも日本代表が6月シリーズで採用した、3バックに対する形容詞となる。 敵地・ヤンゴンで6月6日に行われた、ミャンマー代表とのFIFAワールドカップ・アジア2次予選第5戦。そして、中4日の11日にエディオンピースウイング広島で行われたシリア代表との同最終戦を、いずれも[3-4-2-1]システムでスタートさせた日本はともに5-0のスコアで連勝した。 日本が試合開始から3バックで臨むのは、昨年3月に船出した第2次森保ジャパンで初めてだった。第1次政権を含めれば、4度目の挑戦でまたもやベスト16の壁を乗り越えられなかった、2022年12月のクロアチア代表とのFIFAワールドカップ・カタール大会のラウンド16以来となる。 もっとも、カタール大会のリベンジを期してきたドイツ代表を、4-1の快勝で返り討ちにした昨年9月の国際親善試合を含めて、途中で3バックに移行した試合は少なくない。初めて経験するわけではない日本の3バックを、なぜ堂安は「モダン」という言葉を添えて一線を画したのか。 答えはウイングバックの人選にあった。特にシリア戦では右利きの中村敬斗が左、そして左利きの堂安が右と、攻撃的でなおかつ逆足の選手がウイングバックとして先発している。 「それほどスピードがなく、サイドバックでもない選手たちがウイングバックでプレーして、ポジショニングやコンビネーションなどで両サイドを制圧する。間違いなく現代サッカーを象徴する形は見ている方々も楽しかったと思うし、実際にプレーしている僕たちもすごく楽しかった」 こう語る堂安には成功体験があった。所属するフライブルクで、昨シーズンはシャドーだけでなく右ウイングバックでもプレー。通算3シーズン目となるブンデスリーガ1部で、自己最多となる7ゴールをあげていた堂安は、6月シリーズを前に右ウイングバックでの出場を志願していた。 「フライブルクでは、ウイングバックが点を取る役割も託されていた。もしこのチームでも同じポジションを任されるのであれば、イコール、守備的な要員ではないと思っている」 言葉通りに堂安はシリア戦の19分にはリードを2点に広げる、節目の代表通算10ゴール目を決めている。自陣の左タッチライン際で中村が起点になり、中央でパスを受けたシャドーの久保建英が発動させたカウンターから、右側をフォローしてきた堂安が確実にゴールネットを揺らした。

 

「攻撃的3バック」が促す各ポジションの進化

北朝鮮代表との連戦だった3月シリーズ。ホーム戦で勝利し、アウェイ戦では北朝鮮側の都合で最終的に日本の不戦勝となった段階で、日本は無傷の4連勝で2次予選突破を決めている。 「アジア最終予選の前に2次予選を戦うメリット、デメリットはありますけど、早く突破を決めたときにさまざまなオプションにトライできるのはメリットですよね。もちろん3バックはファーストチョイスではないと思うし、あくまでもチームのオプションを広げる、という意味ではすごくいい感じになっている。これがファーストチョイスならば、改善点はまだまだありますけど」 6月シリーズで導入された3バックを、久保は主戦システム[4-2-3-1]のオプションと位置づけた。そのうえで指揮官が「攻撃的」、堂安が「モダン」と形容した意図を、中東勢のロングボール戦法の前に守備が破綻し、ベスト8で敗退したアジアカップを振り返りながらこう補足した。 「より厚みのある攻撃というか、基本的には守備のときに5バックにはならずに3バックのままで、相手が蹴ってくる場合はディフェンスの選手を信頼して、僕たち中盤から前の選手たちがまずセカンドボールを拾う。ただ、簡単にボールを後ろの選手に返すと、今度は日本がロングボールを蹴らなきゃいけない展開になる。そこで前向きな形で落ち着かせるのが僕たちの役割になる」 キャプテンのボランチ遠藤航も、ウイングバックで起用される選手次第で大きく変わると続いた。 「相手ボールのときに5バック気味になる選手起用になると、もしかすると『もっと前向きにいきたい』と思う選手たちが出てくるかもしれない。今回に関してはウイングバックの選手起用を含めてトライする、という共有がチーム全体でできていたのが非常に大事だったと思っている」 最終ラインの顔ぶれはどうだったのか。シリア戦では真ん中に身長188cm体重80kgの板倉滉、左に190cm84kgの町田浩樹、そして右には187cm84kgの冨安健洋がトリオを組んだ。 高さと強さ、そしてフィード能力を兼ね備えているだけではない。現在進行形の形でセンターバック陣のなかで共有されているポジティブな雰囲気を、町田はこんな言葉で表現している。 「トミ(冨安)がアーセナルで、そしてコウくん(板倉)がブンデスリーガでプレーしている。レベルの高いところでプレーしている選手たちが、高い基準を代表にもってきてくれる」

 

 

 

 

 

 

 

【大岩ジャパン|パラグアイ戦の推奨スタメン】中盤は藤田、山本、荒木がベース。CB木村のヘディング弾にも期待

 

南米予選1位の難敵が相手

パラグアイ戦の推奨スタメン。大岩ジャパンは初戦に勝利して勢いに乗りたい。(C)SOCCER DIGEST

 パリ五輪に挑むU-23日本代表のメンバー18人がついに決定。ここでは、7月25日に迎えるグループステージ初戦のパラグアイ戦にどんなメンバーで臨むべきか、推奨スタメンを紹介する。 【PHOTO】悲願のメダル獲得へ!パリ五輪に挑むU-23日本代表18名とバックアップメンバー4人を一挙紹介! ――◆――◆――  ブラジルやウルグアイといった強豪を抑え、南米予選1位で五輪出場を決めたパラグアイ。個々の能力も高い難敵を相手に、組織としてどう上回るかが鍵に。初戦に勝利して、いかに勢いに乗れるかも重要なので、現状のベストメンバーで挑みたい。  システムは4-3-3で、GKは小久保玲央ブライアン。4月のU-23アジアカップで正守護神としてチームを支え、抜群のタイミングの飛び出しや空中戦で強さを発揮。今大会では、第1GKとしてゴールマウスを守るか。  CBは192センチのサイズを武器に、競り合いの強い高井幸大が適任か。背後を狙う浮き球のボールの処理が上手く、また優れた状況判断から繰り出される縦パスで攻撃の起点になれる。  相棒には木村誠二をチョイス。U-23アジア杯でコンビを組んだ高井との連係も折り紙付きで、同大会ではヘディングで2ゴール。セットプレーやクロスからの木村の一発に期待だ。  サイドバックは関根大輝と大畑歩夢。相手にボールを持たれる展開となった時のシンプルな攻撃で、前者の精度の高いクロスは有効。後者の運動量と球際の強さも効果的だ。  アンカーの藤田譲瑠チマは優れたキャプテンシーを持ち、試合中から全力で声を出して周囲の選手を鼓舞。彼が中盤の底にいるだけで、チームにまとまりが出る。  インサイドハーフでは、山本理仁のゲームメイカーとしての働きに期待。荒木遼太郎には、正確なラストパスなどで、得点に絡むプレーを見せてほしい。状況によっては最前線にポジショニングをとりゴールも狙える。  中盤は基本的にこの3人をベースに、選手の疲労も考えながら2試合目以降はローテーションを組みたい。  ウイングは、右に三戸舜介、左に斉藤光毅というスパルタ・ロッテルダムコンビもあり。ただ左は、周囲との連係面の充実度を最優先し、直近でU-23日本代表にコンスタントに招集されてきた平河悠を配置した。  センターフォワードはエースの細谷真大。この絶対的ストライカーが初戦でゴールを奪えば、チームとしても勢いに乗れるはずだ。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)0