ドルトムント、“30戦30発”のFWギラシ獲得に近づく…約31億円の契約解除条項を発動へ
シュトゥットガルトの躍進に大きく貢献したギラシ [写真]=Getty Images
ドルトムントがシュトゥットガルト所属のギニア代表FWセール・ギラシの獲得に近づいてるようだ。26日、ドイツメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 現在28歳のギラシはセンターフォワード（CF）を主戦場とするプレーヤー。リールやケルン、アミアンなどを経て、2022年夏にシュトゥットガルトへレンタル加入し、翌年夏に完全移籍への移行が発表された。在籍2年目の2023－24シーズンは公式戦通算30試合に出場し30ゴール3アシストをマーク。ブンデスリーガ2位と躍進したチームで決定力を発揮し、15年ぶりのチャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく貢献した。 複数のビッグクラブが関心を寄せ、今夏のシュトゥットガルト退団は既定路線と見られていたギラシだが、新天地はドルトムントになる可能性が高いようだ。報道によると、ドルトムントは契約解除金の1800万ユーロ（約31億円）を支払うべく準備を進めており、選手本人は既に同クラブへの移籍を決断しているという。今後は契約の詳細部分の調整や正式な手続きが行われる見込みだ。 移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、移籍成立が濃厚となった際に用いる決まり文句「here we go！」とともに、数カ月間に渡る交渉の末、ギラシがドルトムント移籍を受け入れたと伝えている。 なお、ギラシの加入が濃厚となったことに伴い、コートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーとドイツ代表FWユスファ・ムココには、今夏のドルトムント退団の可能性が浮上しているとのこと。一方で、ドイツ代表FWニクラス・フュルクルクについては、今夏に就任したヌリ・シャヒン新監督が能力を高く評価していることから、残留の可能性が高いようだ。
世界２位フランスと３位ベルギーが決勝Ｔ初戦で激突 仏監督「最大値に高めないと」
ドイツで開催中の欧州選手権は1次リーグが終了し、決勝トーナメントを戦う16チームが出そろった。前回優勝のイタリアは1回戦でスイスと対戦。前回準優勝のイングランドはスロバキアと戦うが、国際サッカー連盟（FIFA）ランキング2位のフランスと3位ベルギーの激突が注目されている。 フランスメディア「RMCスポーツ」によると、同国のディディエ・デシャン監督は「彼らはビッグチームの一つだ。我々にとっては大きな1回戦になるだろう」と指摘し、ベルギーのMFケビン・デブルイネ（マンチェスター・シティー）、FWロメル・ルカク（ローマ）、FWレアンドロ・トロサール（アーセナル）の名前を挙げて「攻撃陣に素晴らしい選手がいる」と警戒した。 6大会ぶり3度目の優勝を狙う指揮官は「少なくてもベルギーに対して、自分たちが何を持っているかを知っている。モチベーションという部分では、自分たちが最大値に高める必要があるし、そうしなければならないだろう」と、まるで決勝を戦うような意気込みで臨む覚悟を明かした。 フランスは1次リーグ初戦オーストリア戦でFWキリアン・エムバペが鼻を骨折するもフェースガードをつけて復帰。欧州制覇に向け、万全の準備で最初の正念場に挑む。
東スポWEB
「エネルギーに溢れたフットボールだ」快進撃のジョージアをポステコグルーが絶賛！ ロイ・キーンも賛辞「チームに求めるすべてが揃っていた」【EURO】
ラウンド16では強豪スペインと激突
ポルトガルを２－０で破り、決勝トーナメント進出を決めたジョージア。（C）Getty Images
ジョージア代表は現地時間６月26日、ドイツで開催されているEURO2024のグループステージ第３節（F組）で、クリスティアーノ・ロナウドらを擁するポルトガル代表と対戦。２－０で勝利し、初出場ながら決勝トーナメント進出を果たした。 【動画】途中交代に激怒！ペットボトルを蹴り上げるロナウド ジョージアは開始わずか２分、カウンターから抜け出したフビチャ・クバラツヘリアが左足のシュートを突き刺して先制。さらに57分にはジョージズ・ミカウタゼがPKを冷静に決めて追加点を奪った。 UEFAの公式サイトによると、『ITV Sport』でこの一戦を解説したトッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督は、優勝候補のポルトガルを撃破したジョージアを以下のように絶賛した。 「これは当然の結果だ。今夜の彼らは素晴らしかった。エネルギーに溢れた良いフットボールだ。状況によっては素晴らしいゴールキーパーを中心に守備をして、前線の選手たちのクオリティも高かった」 また、元アイルランド代表のロイ・キーン氏も「欲望、エネルギー、そしてクオリティ。チームのパフォーマンスに求めるすべてが揃っていた。カウンターアタックには、走れる選手も必要だ。彼らにとって最高の夜になった」と賛辞を贈っている。 勢いに乗るジョージアは30日に行なわれるラウンド16で強豪スペインと激突する。快進撃を続けられるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部