マンCに激震…… アーセナルとの優勝争いにも大きく影響の可能性、守護神エデルソンが重傷か

 

試合後は左肩に固定具をつけて会場を後に

左肩を痛め、ピッチ上に倒れ込むマンC守護神エデルソン・モラエス photo/Getty images

英『Manchester Evening News』によると、プレミアリーグの優勝を争うマンチェスター・シティの守護神GKエデルソン・モラエスに重傷の可能性があるようだ。 28日に開催されたプレミアリーグ第35節ノッティンガム・フォレスト戦に先発出場したエデルソンだが、前半16分にDFウィリー・ボリーと接触して負傷。左肩を痛め、ピッチ上に倒れ込んでいた。 前半の45分間こそ出場していたものの、後半開始からGKシュテファン・オルテガと交代していた。試合後、ジョゼップ・グアルディオラ監督は、エデルソンの状態について、「状態は良くないようだ。明日、ドクターに診てもらう」とコメント。エデルソンは試合後に左腕に固定具をつけて会場を後にする姿も確認されており、長期離脱は避けられないようだ。 守護神は途中交代してしまったマンCだが、この試合はDFヨシュコ・グヴァルディオルとFWアーリング・ハーランドの得点もあり、2-0で完封勝利。消化試合が1試合少ない中、暫定で首位に立つアーセナルと勝ち点1差の2位につけている。

 

 

 

 

 

 

今夏監督交代のリヴァプール 守備の要ファン・ダイクに退団危機か

 

ファン・ダイクは新契約へのサインを急がず

リヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイク photo/Getty images

リヴァプールはユルゲン・クロップ監督に続き、守備の要を失う可能性があるようだ。 英メディア『mirror』によると、リヴァプールDFフィルジル・ファン・ダイクだが、同クラブとの契約をあと1年しか残していないにも関わらず、新契約へのサインを急いでいないという。すでにスペイン、イタリア、オランダの有力クラブが状況を注視しており、今夏での退団の可能性もあるようだ。 中でも、ドイツのボルシア・ドルトムントが同選手の獲得を強く望んでおり、他の欧州のビッグクラブをリードしているとのこと。同メディアによると、ドルトムントは今年12月で36歳になるベテランDFマッツ・フンメルスの契約が今夏で切れるため、経験豊富なDFの獲得を熱望しているという。仮にファン・ダイクが今夏にリヴァプールを去ることになれば、獲得の準備を進めるようだ。 今年7月で33歳となるファン・ダイクだが、未だ大きな意欲と野心を持っており、最高レベルでプレイすることを望んでいる。同選手は2020年10月のエヴァートン戦で膝十字損傷の重傷を負い、10カ月間プレイできなかったが、回復後はFAカップとリーグカップを2度制し、2022年のパリで開催されたチャンピオンズリーグ決勝ではレアル・マドリードに敗れはしたものの、安定したパフォーマンスを見せ、完全復活を遂げている。 今期限りでクロップ監督が退団し、新監督としてアルネ・スロット氏就任が濃厚となっているリヴァプール。スロット氏はファン・ダイクのリヴァプール残留を強く望んでいるというが、同選手はクラブを去ってしまうのだろうか。オランダが誇る世界最高峰のDFの去就から目が離せない。

 

 

 

 

 

 

プレミアリーグが支出上限ルールを採用か…投票では16/20クラブが賛成

 

支出上限ルールが提案されている模様(Getty Images)

 2025-26シーズンのプレミアリーグから支出上限ルールが適用される可能性が浮上している。英メディア『スカイ・スポーツ』や『BBC』などが29日に伝えた。 【写真】影山優佳さんが“人気女優”と代表戦を現地観戦「可愛すぎる」「勝利の女神が2人」  各報道によると、支出制限ルールは現在の財務規則である「収益性と持続可能性に関する規則(PSR)」に代わるものだという。リーグ内で放映権料の収入額が最も低いクラブの当該収入額を基準とし、各クラブの支出可能額をその4倍から5倍にすることが見込まれている。移籍金、賃金、エージェント手数料が対象になるとみられ、『スカイ・スポーツ』が現在のデータでシミュレーションをしたところ、1億360万ポンド(約203億円)の4~5倍が支出可能額となった。  現行規則では支出額ではなく損失額を制限している。3シーズンの損失額を1億5000万ポンド(約296億円)以内とするものだが、裕福なクラブほど有利になるという批判もある。今季は収益額のトップ層ではないエバートンとノッティンガム・フォレストがPSRに違反して勝ち点を没収されており、財務規則を設定する目的に反した運用を指摘する声も出ていた。  報じられた支出制限ルールでは各クラブの制限額が一律になることで、公平性が増すことが期待されている。29日には非公式の投票が行われ、20クラブ中16クラブが賛成したと伝えられており、各クラブの反応も良好だという。一方、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ビラが新ルールの導入案に反対し、チェルシーは棄権。多額の収益を得たクラブにメリットがないことが反対の理由とされている。  支出制限ルールの詳細は今後詰めていくものとみられ、早ければ6月の年次総会で25-26シーズンからの導入が決定するようだ。