甲子園「２部制」へ 今夏は５年ぶりに甲子園練習の実施 練習の順番は事前に割り振られる
日本高野連は19日、大阪市内で今夏実施する第106回全国高校野球選手権大会（8月7日開幕、甲子園）に関する第2回運営委員会を開催し、大会の一部日程で暑さ対策として、午前と夕方に分けて試合を実施する「2部制」の導入を決定したことを発表した。1日3試合が組まれる大会初日から第3日までの3日間限定。午前、夕方で観客を完全に入れ替え、入場券もそれぞれ発売される。 ◇ ◇ ◇ 今春のセンバツ大会同様に、今夏は5年ぶりに甲子園練習の実施が決まった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、第101回大会（19年）以来で、8月2～4日の3日間で開催される。センバツは各校30分だったが、夏は20分。また、これまでは出場校が決定してから練習の順番を決めていたが、今回からは「大阪代表は4日の10時」など、事前に割り振られる。
今夏の甲子園、朝夕２部制の日は「午前券」「夕方券」を販売…午前の試合終了で観客も球場外に
日本高校野球連盟が１９日に発表した、今夏の全国高校野球選手権大会での朝夕２部制の一部導入に伴い、入場料も一部変更される。２部制の実施を予定している８月９日までの３日間は午前券、夕方券を販売。午前開始の試合終了時には観客も球場外に出て、夕方券で入り直す必要がある。１０日以降は１日券のみが販売される。
また、日本高野連は１９日、新型コロナウイルスの影響で見送られてきた甲子園練習を８月２～４日に行うと発表した。夏としては５年ぶりの実施となる。
【高校野球】夏の甲子園「２部制」が正式発表 第１日の第３試合は１８時半開始 「午前の部」「夕方の部」入場券は割安に
日本高野連は１９日、８月７日に開幕する第１０６回全国高校野球選手権大会（１７日間・甲子園）の第２回運営委員会を大阪市内で開催し、試合を午前と夕方に分ける「２部制」を一部日程で導入することを発表した。 暑さ対策の一環として、大会第１日から第３日の試合数を１日３試合とし、朝と夕の「２部制」を導入。入場券もそれぞれ販売する。これに伴い、第１日の開会式は午前８時半開始となる。第１日の第１試合は１３時半、第２、３日の第２試合は１４時半で終了していない場合、原則として継続試合になる。 日程は下記の通り（カッコ内は昨夏の開始時刻）。 【第１日】 開会式＝８時半（９時） 第１試合＝１０時（１０時半） 第２試合＝１６時（１３時５分） 第３試合＝１８時半（１５時４０分） 【第２日】 第１試合＝８時 第２試合＝１０時３５分 第３試合＝１７時（１３時１０分） 【第３日】 第１試合＝８時 第２試合＝１０時３５分 第３試合＝１７時