野球日本代表情報3/7 | NAOのNEWSブログ

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好打者揃いだからこそ…侍J打線に浮上した意外な課題 専門家指摘「余計打ちづらい」

 

2イニング目に10キロ球速を落とす頭脳派右腕マルティン・シュナイダー

侍ジャパン・井端弘和監督【写真:小林靖】

カーネクスト 侍ジャパンシリーズ2024 日本vs欧州代表」第1戦が6日、京セラドームで行われ、日本は5-0で快勝した。しかし、11安打を放った侍打線に思わぬ課題も浮上した。“遅球”対策である。 【写真】侍左腕の“彼女”が「美人すぎ」 恋人繋ぎで登場に大注目「可愛い」  日本の打線を翻弄したのは、欧州代表の2番手として2回から登板した38歳の右腕マルティン・シュナイダー投手だった。昨春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でもチェコ代表の一員として来日していた男は、先頭の坂倉への初球に、この日最速の130キロのストレートを投じ見逃しのストライクを取ると、その後は110~114キロのスライダーを多投。この回を3者凡退で片付けた。16球中13球がスライダーで、ストレート3球の球速は130キロ、128キロ、123キロに過ぎなかった。  シュナイダーは2イニング目の3回に入ると、さらに球速を落とした。スライダーは104~107キロで、108キロのチェンジアップも駆使。これには日本屈指の好打者である近藤健介外野手(ソフトバンク)もなかなかタイミングが合わなかったほどだ。  ところが、好事魔多し。3回1死走者なしで近藤に5球目の104キロのスライダーをファウルされた瞬間、シュナイダーは突然マウンド上でうずくまった。なんと右肩を痛めて緊急降板。1回1/3、23球、打者4人パーフェクトの記録だけが残ったが、あの調子で長いイニングを投げられたら、どれだけ苦戦させられたかわからない雰囲気だった。  日本の打線はWBCでも、チェコや中国の球の遅い投手を打ちあぐねるシーンがあった。現役時代にヤクルト、日本ハムなど4球団で捕手として活躍した野球評論家・野口寿浩氏は「普段150キロ以上の球を見慣れているからこそ起こる現象です。100キロ台と言えば、NPBではカーブの球速で、1打席に1球来るか来ないかというくらい。それを多投してくるのですから、急に合わせようとしても、なかなかイメージが湧くものではありません」と説明する。また、「打者には相手投手の一番速い球にタイミングを合わせる習性があります。先頭打者の初球に130キロのストレートを見せられたことで、余計に打ちづらくなった気がします」とも付け加えた。

 

 

 

 

 

【スタメン】侍ジャパン2戦目は大学生コンビが初先発!金丸夢斗が代表デビュー、前日活躍の西川史礁は「1番・センター」

 

侍ジャパン・井端弘和監督(48)

カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024 日本-欧州代表(7日、京セラドーム大阪) 前日、欧州代表に5-0で快勝した侍ジャパン、2戦目のスタメンが発表された。1戦目から5人が入れ替わり、前日2安打1打点の活躍を見せた西川史礁(3年、青学大)が代表初先発で「1番・センター」に入った。 【侍ジャパンスタメン】 1)西川史礁  センター 2)近藤健介  DH 3)森下翔太  ライト 4)村上宗隆  サード 5)田村俊介  レフト 6)紅林弘太郎 ショート 7) 中野拓夢  セカンド 8)山本祐大  キャッチャー  9)石川昂弥  ファースト    金丸夢斗  ピッチャー 第2戦の先発は、関西大学3年の金丸夢斗(3年、関西大)。最速153km/hの直球を武器に関西学生リーグで通算19勝をマークした。井端監督が抜擢した大学球界の逸材の投球にも注目だ。大阪の京セラドームで、今夜7時からプレーボール。

 

 

 

 

 

 

侍ジャパンに選出されたドラフト注目株“大学生4人衆”はどれだけ凄いのか?

 

侍ジャパンに大学生で選出された(左から)宗山、西川、金丸、中村

 昨年はワールド・ベースボール・クラシック優勝に沸いた侍ジャパン。3月6、7日に行われる欧州代表との強化試合(京セラドーム大阪)で、明治大のショート、宗山塁(明治大・遊撃手)、関西大のエース・金丸夢斗、愛知工業大の最速157キロ右腕の中村優斗、青山学院大のスラッガー、西川史礁が、侍ジャパンのメンバーに選出された。  一昨年3月の強化試合で、矢沢宏太(当時日本体育大、現日本ハム)と山田健太(当時立教大、現日本生命)が選ばれる見込みだったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっている。このため、トップチームにアマチュアの選手が正式に選出されるのは、2013年11月の強化試合での大瀬良大地(当時九州共立大、現広島)と岡大海(当時明治大、現ロッテ)以来になる。 ◆ 宗山と金丸は“圧倒的な成績”を残す!  では、選出される予定の4人は、いったいどんな選手なのだろうか。まず、昨年秋までのリーグ戦での成績を一覧表にまとめた。 宗山塁(明治大) 70試合307打席270打数94安打18二塁打1三塁打8本塁打44打点29四死球6盗塁8犠打飛 打率.348 出塁率.401 長打率.511 OPS.912 金丸夢斗(関西大) 33試合19勝2敗 185回2/3 被安打129 自責点22 242奪三振 36四死球 防御率1.07 被安打率6.25 奪三振率11.73 四死球率1.75 中村優斗(愛知工業大) 37試合11勝13敗 210回 被安打170 自責点49 231奪三振 52四死球 防御率2.10 被安打率7.29 奪三振率9.90 四死球率2.23 西川史礁(青山学院大) 34試合118打席108打数28安打3二塁打1三塁打4本塁打16打点7四死球 0盗塁3犠打飛 打率.259 出塁率.297 長打率.417 OPS.714  ここまでの3年間で圧倒的な成績を残しているのが。宗山と金丸だ。宗山はこれまでの6シーズンで4度の打率3割以上を記録し、3度のベストナインを受賞している。昨年秋のリーグ戦までに94安打を放ち、リーグ戦の通算打率も.348をマークしている。このペースでいけば過去5人しか達成していないリーグ戦通算120安打、さらには明治大の先輩である高山俊(現オイシックス新潟)の持つ歴代最多の131安打の更新も期待できそうだ。  打撃の成績を先に紹介したが、それ以上に高い評価を得ているのが、ショートの守備である。侍ジャパンの井端弘和監督は「現時点で、プロに入っても源田(壮亮・西武)の次に上手い」と話しているほどだ。直前の怪我のため、欧州代表との試合には出場しない見込みだが、打撃だけでなく、軽快なフットワークや巧みなグラブさばき、正確で強いスローイングも注目だ。  一方、欧州代表との第2戦に先発する金丸は、リーグ戦通算が19勝2敗と見事な成績を残している。特に2年春からは18連勝中とまさに無双状態。昨年秋も登板した6試合全てで勝ち投手となったほか、5試合で二桁奪三振と、まさに圧巻のピッチングを見せている。  常時150キロに迫るスピードだけでなく、コーナーいっぱいに投げ込む高い制球力を備えており、変化球のレベルも高い。レベルが高いと言われた昨年の大学生投手の中に入れてもナンバーワンとの声もあるほどだ。 ◆ 最速157キロの“剛腕”と東都を代表する“スラッガー”  唯一の“地方リーグ”からの招集された中村は、リーグ戦通算で負け越しているとはいえ、所属している愛知大学リーグは、他のチームにも好投手が揃っており、打線の援護に恵まれない敗戦が多い。勝敗を別にして、防御率をはじめとする成績は、素晴らしいといえる。中村は、本格派でありながら、高い制球力を備えている。これは、金丸と共通する長所だ。  中村は、昨年12月に昨年12月に行われた大学日本代表候補合宿に参加して、紅白戦で最速157キロをマークし、一躍全国に名前を知られるようになった。全国大会や大学日本代表での出場経験がないにもかかわらず、侍ジャパンに選出されたところに、ポテンシャルの高さがよく表れている。  6日の第1戦でタイムリー二塁打を放つなどポテンシャルを示した西川は、リーグ戦での実績は乏しいものの、昨年一気に浮上してきた。ようやくレギュラーに定着したのは、昨春のリーグ戦。いきなり、打率.364、3本塁打、10打点という活躍でMVPを受賞した。  続いて行われた大学選手権でも5割近い打率を残し、3年生ながら大学日本代表に選ばれて、4番を任されている。昨秋のリーグ戦は、厳しいマークに苦しみ、打率を落としたように、打撃の安定感に課題が残るとはいえ、豪快なフルスイングで打った瞬間に分かるようなホームランが多く、遠くへ飛ばす力はアマチュア全体で屈指だ。  大学生の4人にとってプロの高いレベルの選手と一緒にプレーすることは大きな財産となるはずだ。これを機にさらなるレベルアップを期待したい。 文=西尾典文(にしお・のりふみ) ☆記事提供:プロアマ野球研究所