巨人 台湾遠征メンバー３１選手を発表 坂本、岡本和ら主力に西舘、佐々木らルーキーも
巨人は２６日、３月の台湾遠征メンバーを発表した。球団創設９０周年および台湾・台北ドームの開業を記念し３月２、３日に台北で台湾プロ野球２球団との親善試合を行う。メンバーは以下の通り。 【写真】台湾遠征メンバーに選ばれたルーキー・西舘 開幕ローテ入りへアピールや 【投手】１５名 １７西舘勇陽、１８菅野智之、１９山﨑伊織、２０戸郷翔征、３０近藤大亮、３１赤星優志、３６馬場皐輔、４６又木鉄平、４８田中千晴、５８船迫大雅、６３泉圭輔、９１堀田賢慎、９３松井颯、９６菊地大稀、０１４京本眞 【捕手】３名 ２４大城卓三、２７岸田行倫、６７山瀬慎之助 【内野手】８名 ００湯浅大、２吉川尚輝、５門脇誠、６坂本勇人、２５岡本和真、３５泉口友汰、５５秋広優人、００２中田歩夢 【外野手】５名 ７長野久義、１２萩尾匡也、４４佐々木俊輔、５０オコエ瑠偉、５９松原聖弥
現役ドラフトからまた逸材…24歳左腕が「まじえぐい」 キレキレ魔球に騒然、覚醒の兆し
ハムから現役ドラフトで加入…鷹・長谷川威展が衝撃の3連続K
昨年12月の現役ドラフトで日本ハムからソフトバンクに移籍した左腕・長谷川威展投手が衝撃の投球を見せた。25日の韓国・斗山との練習試合で1イ二ングを3者連続三振。ファンは「まじえぐい」「めちゃ良くない？」と期待の声をあげた。 【画像】体のラインがくっきり浮かび上がる台湾チアの大胆ショット 横手投げの“変則左腕”が、移籍後初実戦で強烈な印象を残した。先頭の左打者を見逃し三振、続く右打者を空振り三振に仕留めると、最後の右打者は内角直球で空振り三振。スライダーがキレキレで、圧倒的な投球だった。 花咲徳栄高、金沢学院大を経て2021年ドラフト6位で日本ハムに入団。昨年は2軍で8勝をあげてイースタン・リーグ最多勝に輝き、1軍でも9登板で防御率1.08と、飛躍の足掛かりをつかんでいた。 SNSには「めっちゃいい」「スライダーが半端ない」「スライダーの軌道が美しい」「良いよ、本当に」「これは期待出来る」「素晴らしかった」とファンからコメントが寄せられた。 ソフトバンクで長く左の中継ぎとして活躍した嘉弥真新也投手が昨季限りで退団し、ヤクルトへ。同タイプの24歳左腕に寄せられる期待は高まっている。
最速156キロ誇る逸材でも「正直しんどい」 23歳育成に渦巻く投手王国ゆえの苦悩
オリックス・才木「やり切るしかない。勝負の1年です」
伸びしろ十分な23歳が、また現れた。オリックスの育成・才木海翔投手は、最速156キロを誇る本格派右腕だ。今オフに球団から派遣された台湾でのウインターリーグでは10試合に登板して、防御率0.00をキープ。計10イニングで15奪三振の快投を見せ、5セーブをマークした。 【実際の動画】「落ちる球エグい」 主力打者を手玉に取ったオリ才木のピッチング 「（新人年の）去年は何も考えずでした。（必死で）いろいろ考えられる時間がなかった。（ウインターリーグから）そんなに期間が空いているわけではないので、体がなまっているわけではありません。悪い場所もないので、いつも通りを心掛けています」 才木は2022年育成ドラフト2位で大阪経済大からオリックスに入団。今季が大卒2年目のシーズンとなる。「去年の最後に作れたイメージを崩したくないですね。やり切るしかない。勝負の1年です」。髪を刈り上げ、気合十分な23歳だ。 4連覇＆日本一奪還を目指すチームは、エースの山本由伸投手、山崎福也投手が抜けても“盤石”な戦力が整う。早期の支配下選手登録を狙う才木は「エグいですよ……。正直、しんどいなというのはあります」と胸中を明かす。 宮崎春季キャンプでは、キャッチボールから気が抜けない。2月中旬、練習中のキャッチボールで左隣に山崎颯一郎投手、右隣には吉田輝星投手がいた。「横に吉田（輝星）や颯一郎さんがいる。そもそも、エグいボールを投げている。（軌道など）エグいしか思わないですね。基本的に全員がエグいので、よくわかんないです……」。少し困惑しながらも、自身を奮い立たせる。 「でも、周りの投手がすごいので、その分、自分もエグい投手になれる可能性は高くなるのかなと思っています。知らないうちに自分のレベルも上げてくれている。みんなが鼓舞してくれています」 瞳に宿る魂は、メラメラ燃えていた。