中日、今季初のオープン戦は0―10大敗 先発の高橋宏斗が2イニング2安打2失点、9回は松山が三者凡退
◇23日 オープン戦 中日0―10広島(アグレスタジアム北谷) 中日の今季初のオープン戦は打線が4安打無得点に抑えられ、投手陣は14安打10失点で大敗を喫した。 1回、中日の先発右腕・高橋宏が先頭から連打を許すなどして2失点。2回は無安打に抑えたが、2イニング2安打2失点だった。3回以降はあとを受けた中継ぎ陣が5イニング連続で失点。8回と9回は勝野、松山が三者凡退に抑えた。 打っては広島の5投手を前に打線が沈黙。7回には先頭の宇佐見が右前打で出塁し、1死一、二塁と初めて得点圏に走者を進めるも、後続が続かなかった。
中日スポーツ
1年で失った輝きも…巨人29歳が2軍で残した異次元の「10.4」 高まる復活への期待
巨人・松原は2021年に135試合出場も…昨年は21試合で12打数無安打に終わった
2024年のプロ野球もオープン戦がスタート。3月29日の開幕に向け、レギュラー争いも激しさが増す。激戦区の巨人外野争いに参戦している1人が、松原聖弥外野手だ。昨年は1軍で無安打に終わるなど苦しんだが、2軍では“異次元数値”を残していた。 【動画】「もう訳わからん」「なんちゅう守備範囲」 巨人逸材の“神キャッチ”に騒然 2016年育成ドラフト5位で明星大から入団した松原は、2018年途中に支配下昇格。2021年には135試合に出場し外野の定位置を手にしたかに見えた。しかし、2022年は50試合で打率.113、昨年は21試合で12打数無安打と低迷した。 ただ、2軍では存在感を発揮していた。セイバーメトリクスを用いて分析などを行う株式会社DELTAのデータによると、守備でどれだけの失点を防いだかを表す「UZR」は10.4で、規定守備イニングに到達した選手では2位の数値。左翼で4.8、中堅で2.6、右翼で3.0と、3つの位置どこでも高数値を残した。 2年ぶりに1軍キャンプスタートになった今季。23日のオープン戦初戦(対阪神)に「1番・右翼」で起用されるなど期待がうかがえる。再び1軍の舞台で輝けるか。注目の8年目シーズンとなる。 データ提供:DELTA 2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1~3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。
Full-Count編集部 データ提供:DELTA
ソフトバンク育成の三浦瑞樹、左のスリークオーターから切れのある球…練習試合で2イニング好投
プロ野球キャンプ便り
【ソフトバンク=宮崎】B組(二軍)がDeNAのB班(二軍)と練習試合に臨み、救援登板した育成選手の三浦が好投した。左のスリークオーターから切れのある速球とスライダーを投げ込み、2イニングで内野安打1本だけの無失点に抑えた。東北福祉大から育成ドラフト4位で入団した3年目は「まずは支配下を目指し、一軍で投げるチャンスをもらえるようにアピールしていく」と語った。