【中日】新外国人選手３人が入団会見 ディカーソン「ドラゴンズという名前は一番カッコいい」
会見を行った（左から）モニエル 、ディカーソン、 ロドリゲス
中日の新外国人選手3人（アレックス・ディカーソン外野手＝33、ともに育成契約のカルロス・モニエル外野手＝22とクリスチャン・ロドリゲス内野手＝21）が31日、沖縄・北谷で入団会見を行った。 大島、鵜飼、ブライトらと左翼のポジションを争うディカーソンは「Dragonsと入ったデザインのユニホームもカッコいいですし、ドラゴンズという名前もこれまで自分が所属したチームの中で一番カッコいい」とニッコリ。「バッティングはパワーとコントロールがいいです。守りは決して早くはないですが、ミスしないのが強みです。打点を挙げることが得意なのでそこをアピールしていきたいです」と意気込みを語った。 日本の文化が好きで漫画「ドラゴンボール」の大ファンでもあるディカーソンは報道陣が用意した仙豆（ドラゴンボールの中に登場する体力を回復させる効果のある食べ物）のおかしを食べると「これがあったら明日の練習の後、体力回復しますよね」と笑顔を見せた。 また「パワーのある打撃と肩に自信があります」（モニエル）「守備、フィールディングに自信があるので動きを見てほしい」（ロドリゲス）とキューバ出身の育成選手2人も自身のストロングポイントをアピールした。
【広島】末包昇大が左膝痛で1軍メンバーから外れる「ちょっとかかるかもしれない」と新井監督
4番候補の1人が離脱。広島末包昇大内野手（27）が31日、左膝を痛めたため1軍キャンプメンバーから外れた。キャンプ地の宮崎・日南市入りした広島選手の中に、1軍組の末包の姿はなかった。新井監督は「ちょっと足の方を痛めたということで明日、診察。診察してドクターの診断を聞いてから判断したい」と説明。回復時期については「明日になってみないと分からない」と前置きしつつ「第2クールから合流しましょうという感じではないと思う。ちょっと時間がかかるかもしれない。明日の診断を待って」と心配した。 【イラスト】広島予想布陣 末包は昨季、入団2年目ながら2桁11本塁打を放ち、広島打線の中で数少ない長距離砲として期待されていた。本人も人一倍意気込んでいただけに、新井監督も「張り切っていたと思うし、焦っていると思うので、焦ることはないぞと」と本人に伝えたという。西川がFAで移籍した打線の中軸候補にも考えられていた大砲がキャンプイン前に離脱することとなった。
西武が7時間半のハード研修 コーチ、スタッフ約130人参加 松井監督「全員の協力がないと…」2月6日のキャンプイン前に異例の座学
西武のコーチ、スタッフを対象にした全体研修に参加した松井監督（中央）
西武は31日、埼玉県川越市内でコーチ、スタッフが対象の全体研修を行った。全スタッフを対象とした研修は球団初で、球界でも異例。松井稼頭央監督（48）ら約130人が、7時間半にわたってコーチングやトレーニング論などを学んだ。 ■ハード研修を行う松井監督やコーチ、スタッフたちの模様【写真】 育成重視の球団方針に沿った取り組みで、短い休憩を挟みながら、90分の座学を5コマ続ける大学生並みのハードスケジュール。就任1年目だった昨季の5位からの巻き返しを期す松井監督は「本当に良い時間になった」とうなずいた。 コーチングの講座ではラグビー日本代表の監督に復帰したエディー・ジョーンズ氏の指導法などが紹介された。成功体験より失敗体験の方が重要な点や、命令より質問することで選手の考えを引き出す重要性を学んだ。 2軍監督時代も同様の指導論を学んだ松井監督は「全員の協力がないと目標には近づけない。より良い話がキャンプからできるだろうし、どんどんしていきたい」。他球団より遅い2月6日に始まる春季キャンプでも対話を重視し、5年ぶりのリーグ優勝へチーム力を高める。（末継智章）