クロップ監督も巻き込まれた事故、転倒したツィミカスは「鎖骨を骨折」、後半後退のルイス・ディアスは「少し痛みがある」

 

肩を痛めたツィミカス

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、負傷交代した2選手について言及した。クラブ公式サイトが伝えた。 【動画】サカと競り合ったツィミカスが転倒、クロップ監督も巻き込まれて転倒する珍事 23日、リバプールはプレミアリーグ第18節でアーセナルをホームに迎えた。首位との大きな試合だったが、序盤はアーセナルがいきなりゴールに迫るなどペースを握ることに。4分に先制ゴールを奪った。 しかし、徐々にリバプールも持ち直すと、互いに攻め合う激しい試合に。モハメド・サラーのゴールで追いついたが、その後は互いに決め手を欠き、1-1のドローに終わった。 勝ち点1に留まったリバプールだが、この試合では再び負傷者が。34分にはギリシャ代表DFコンスタンティノス・ツィミカスがタッチライン側でイングランド代表FWブカヨ・サカと競り合うとそのまま倒れ込み、クロップ監督とも接触。右肩を痛めてそのまま後退した。 さらに後半にはルイス・ディアスがヒザを強打。そのまま途中交代していた。 試合後、クロップ監督はケガ人について言及。ツィミカスについては「彼は少なくとも鎖骨を骨折した。それは我々にとって本当に悪いことだ」とコメント。重傷になってしまったと振り返った。 一方で、ルイス・ディアスについては大きなケガではないことを願うとコメント。過密日程となるこの先のスケジュールを考えても、離脱は避けてもらいたいという。 「ケガがないことを願っている。彼は痛みを抱えていた。ヒザとヒザがぶつかり合った状態だった。その瞬間に我々は2人交代したかったが、その時にルチョ(ルイス・ディアス)が倒れた」 「実際、ルチョが交代しなければならないかを待ちたかったが、その後に3人を全て交代させることにした。今ではルチョの状態を待つ必要なく、その時はそうした」 「ルチョは『少し痛みがある』と言っていたし、フィジオたちもあまり心配はしていなかった。ただ、それは分からないことであり、我々は3日後に試合をするため、どれかで早く状況が好転するのかは決して分からない。だから様子を見なければいけない」

 

 

 

 

 

 

バルセロナがマルケス氏を招へいへ? チャビ監督退任なら有力か

 

バルセロナ指揮官チャビ(C)Getty images

バルセロナの次期指揮官としてラファ・マルケス氏が有力視されているようだ。スペイン『アス』が報じた。 2023-24シーズンのラ・リーガ第18節終了時点で4位に沈んでいるバルセロナ。チャビ・エルナンデス監督の手腕を疑問視する声も上がっており、退任の可能性も報じられている。 そんな中、ジョアン・ラポルタ会長がマルケス氏を後任に推しているとのこと。同氏は2022年夏からバルセロナBを指揮しているが、ラポルタ会長はその仕事ぶりに満足しており、チャビ監督が退任を選んだ場合に指名する意思を明確にしているようだ。 現役時代の2003年から2010年にかけてバルセロナで過ごし、4度のラ・リーガ、2度のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を支えたマルケス氏。多くの同僚やファンからの信頼も厚いレジェンドには、どのような将来が待っているのだろうか。

 

 

 

 

 

Rソシエダードが〝試練の冬〟を迎える 久保建英ら主力選手が大量流出の危機

 

マルティン・ズビメンディ(右=ロイター)

 スペイン1部で日本代表MF久保建英(22)の所属するレアル・ソシエダードが〝試練の冬〟を迎える。  昨季から好成績を残しているRソシエダードの久保に対して、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、スペイン1部レアル・マドリードなど欧州ビッグクラブが獲得への興味を示している。冬の移籍市場での動向が注目されている中、Rソシエダードで狙われているのは日本代表MFだけではない。  英「フットボール・ロンドン」など各メディアによると、アーセナルはRソシエダードの快進撃を支える主力のスペイン代表MFマルティン・ズビメンディの獲得に関心を示してるという。ズビメンディにはスペイン1部バルセロナやドイツ1部バイエルン・ミュンヘンも獲得候補としてリストアップしていると報じられており、久保に並ぶ〝人気銘柄〟という。  さらにスペイン代表DFロビン・ル・ノルマンにはRマドリードが興味を示しており、MFミケル・メリーノ、MFブライス・メンデス、FWミケル・オヤルサバルなど他の主力メンバーにも欧州各クラブが注目。同国メディア「EL NACIONAL」は「Rソシエダードはスター選手の何人かを失うリスクがある」と報じていた。  来年2月には欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦に臨むが、久保をはじめ主力が抜けることになれば戦力ダウンは必至。CLはもちろん、リーグ4位以内で得られる来季のCL出場権も微妙なものとなりかねない。来年1月に解禁となる冬の移籍市場で選手の退団を防ぎ、戦力を維持したままシーズン後半戦を迎えらえるか。